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ユーザー目線のパーツ開発でND型を鍛え上げる
JOY耐2連覇を達成した実力派ショップ
ロードスター専門店として20年以上の歴史を持つ“RSファクトリーステージ”。チューニング&メンテナンスはもちろんレース活動にも積極的で、近年はJOY耐(もてぎEnjoy耐久7時間レース)に注力している。
ND型ロードスターで2021年〜2022年のクラス3におけるチャンピオンを獲得し、2連覇を達成。そして2023年は、新たな試みとして新型車に比べてアドバンテージが低いNA6型ロードスターで挑み、見事3位表彰台を獲得する躍進を見せたのだ。
それと同時に、ストリート向けのショップデモカーも2.0Lエンジン&オートマ仕様のRFにベース車両をチェンジ。ユーザー目線で各部にオリジナルパーツを投入しながらブラッシュアップを続けている。今回はそんな最新スペックのデモカーを通して、RSファクトリーステージのオリジナルパーツ群に迫っていく。
エクステリアはノーマルのデザインを際立たせつつ、よりシャープな印象を与える自社製エアロパーツを追加し、足元にはオリジナルのホイール&車高調でローフォルムを演出。
中でも車高調は自信作で、「サーキット用、ストリート用、走りたいサーキットや使うタイヤ、車高やドライバーの技術に合わせて、オーナーごとにトータルでセットアップできるのが強みですね」とはRSファクトリーステージの田畑さん。完全なるオーダーメイドスペシャルなのだ。スプリングレートはフロント8kg/mm、リヤ6kg/mmが標準だ。
一方のホイールは、ワイド化せずに純正タイヤサイズ(195幅)で楽しむことを優先。サイズは15インチの8.0J+28で、4Hのハブセンター54φというロードスター専用設計だ。
ホイール同様に、スペーサーもロードスター専用を設定。アルマイト仕上げの4Hでハブリング径54φというスペックは、スポーツ走行などで強度に拘るオーナーに特に人気だという。
地元新潟だけでなく、全国各地からロードスター乗りが集まってくるのは、RSファクトリーステージが持つ高い技術力と豊富なノウハウがあってこそ。ストリートからサーキットまでオーナーの走るステージに合わせたマシンメイクは必見だ。
●取材協力:RSファクトリーステージ 新潟県長岡市下山5-83-3 TEL:0258-28-5122
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RSファクトリーステージ
http://www.ne.jp/asahi/rs/stage/