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ウェーバースポーツらしいスポーティフォルムで勝負!
稀少なフルバンパー仕様でND型のイメージを刷新
刺激溢れるスタイリングの構築に定評がある“ウェーバースポーツ”の『ゼニスライン』シリーズ。その中でも、ND型ロードスター用はサーキットスペックにも対応できる優れた空力特性と、ストリートに映える美しいデザイン性が共存している人気モデルだ。
今作のコンセプトは「純正で物足りなさを感じていた部分を刷新する」というもの。とくにフロントバンパー形状は、ボトム方向にかけて広がる形状を採用して安定感を高めつつ、各部にエアインテークを設けることでスポーティ感を演出している。
サイドステップは、キャラクターラインによって陰影を持たせた形状。ボトム部分のアンダーパネルは別体式を採用し、フロントからの流れを繋げるアクセントとしても効果的だ。
フロント同様に、リヤセクションもフルバンパータイプを採用することで大幅にイメージチェンジ。塗り分けられたディフューザー部分にZ34用の純正リヤフォグを流用しているが、フォグレスの場合はダクトとして活用する構造だ。
ダックテールウイングもオリジナル。流線的に跳ね上げた形状はND型にドンピシャでハマる。こちらは素材にFRPとカーボンをラインナップし、ボディ同色やカーボン目など好みに合わせたチョイスが可能だ。
エキゾーストマフラーは、RKデザインの4本出しをセット。バンパーには2本出し用のカバーもセットされるため、あらゆるアフター製品とのマッチングが楽しめる。
足元を飾るホイールは、オリジナルのゼニス・MXライン。エアサスとメーガンレーシングの調整式アームを投入することで、前後ともに17×9.0Jというサイズを履きこなす。
ホイールの内側で主張するのはオリジナルのキャリパーカバー。ピアスボルトやニップルなどは本物を使用するため、リアルなビッグキャリパーを装うことができる。
ちなみに、エアサスはプラジスエアのシステムを採用。ストリートチューンドらしく、地を這うような極低スタイリングを実現するためには必須装備と言えるだろう。
単なるエアロパーツの装着例ではなく、車両全体をトータルコーディネイトした演出サンプルとして作り込まれているのも、ウェーバースポーツのデモカーに見られる大きな特徴だ。カスタムの方向性は無限大だが、エンドユーザーに目指す完成形のひとつをあらかじめ提案しているのである。
大人の雰囲気をまとった稀代のオープンスポーツを、さらに美しく引き立てるエアロパーツ群。こうした奥深い表現が出来るところに、ゼニスラインシリーズの底力があるのだろう。
●取材協力:ウェーバースポーツ TEL:078-969-3510
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