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機能はもちろん質感まで高めるパーツを続々投入
最新のアイサイト付きMTモデルに向けてもパーツを展開予定!
先代時代から86/BRZ、MT/AT、主要なイヤーモデルを随時開発車両として用意し、積極的なパーツ開発に取り組んできた“ブリッツ”。新型のZN8&ZD8に関しては、大きく改善された動力性能や質感を踏まえ、「大人向けスポーティ」をコンセプトにチューニングを進めているという。そこで今回は、すでに出揃っているブリッツ謹製のGR86&BRZ用パーツを見ていこう。
先日リリースされたECU書き換えサービス「チューニングECU」(11万8800円)。プログラムの変更箇所は、スピードリミッター(180キロ→270キロ)、レブリミット(7400rpm→7900rpm)、エアフロマップ、空燃費マップ、燃料マップ、バルブタイミングマップと多岐に渡る。しっかりと安全マージンも取られており、エンジンライフなどに対する影響も最低限と考えていい。
より手軽なパワーアップアイテムとして展開されているのが、カプラーオンで最高出力とレスポンスを引き上げる「パワスロNA」(6万4900円)だ。その名前の通り、ブーストアップモジュールとスロットルコントローラー機能を一つに凝縮したもので、十分なマージンを確保しながら、アクセルを踏み込めばチューンドらしい加速を堪能できる。
ブリッツが展開する多彩なエキゾーストシステムの中でも問い合わせが急増しているというのが、フルチタン製の軽量モデル『ニュルスペックF-Ti(41万8000円)』。純正マフラーの重量が16.8kgであるのに対し、7.5kgという軽さを誇るこのアイテム。レイアウトは60φの3ピース構成で、砲弾サイレンサーを備えた左右2本出し(120φ)を採用。近接排気音は88dB(純正83dB)で、もちろんJQR認証を取得した車検対応マフラーだ。
高度な成型技術でエンジンルームへのベストフィットを実現しつつ、さらには吸入空気温度を適正にコントロールできる総合インテークパーツ、それがカーボンインテークシステム(21万4500円)だ。その性能はかなり高く、社内テストでは純正のインテークと交換するだけで9.3ps/9.4Nmのパワー&トルクアップを達成している。
エアクリーナー本体はステンレスメッシュ製とし、定期的な洗浄を行うことで半永久的に使うことができるのもポイントだ。
予算面においても、ステップバイステップでインテークチューンに取り組める多様なラインナップを揃えるブリッツ。最強のビジュアル構成となるのは、ドライカーボンサクションキット(5万5000円)とカーボンパワーエアクリーナー(6万6000円)のコンビネーションだ。シリコンのカラーはブルーも選択可能となっている。
ブリッツ謹製の「ダンパーZZ-R(20万2400円)」は大ヒット製品の一つ。ZN6型とは車重やトレッド幅が異なるため、減衰力やスプリング等のセッティングはイチから構築した完全新作だ。スプリングレートはフロントが6kg/mmでリヤが4kg/mm。アッパーマウントはフロントのみピロで、リヤは強化ゴム仕様とされている。
ダンパーの減衰力調整部分にステッピングモーターを取り付け、室内から減衰力を調整できるようにするDSCプラス(31万2400円/車高調セット)もスタンバイ。乗車人数や走行状態を検知して作動する「フルオートモード」や、車速およびGセンサーのデータを元により緻密な制御を行なう「マップ制御モード」など、様々な制御が用意されている。
先代モデルで設定されていたボルトオンターボキットも構想が進められている段階。とはいえ、先代モデルと比較して出力性能が大幅に改善されているため、タービンサイズ等を含めて検討中の段階だとか。このようにブリッツでは幅広い製品展開でGR86&BRZチューンを提案していくとのことなので、オーナー諸氏はその動向に注目だ。
●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277
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