「新たな排気系パーツ開発も進行中」名門SARDのGR86攻略はまだまだ止まらない！

公開日 2023/12/26
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著者 weboption

純正バンパー用エアロパーツも新設定！

高効率なEXマニも発売間近!?

GR86のモデルデビューと同時に正常進化系スポーツコンセプト「サードGR86GT1」を発表した“サード”。マフラーや足回り、そしてエアロ…と、多彩なアイテムを早々にデリバリーしていたことから最近は目立った動きを見せていなかったが、実際には水面下で新たなパーツ開発が着々と進められていた。

ここでは、新たにキャッチしたサードのGR86専用パーツに迫っていこうと思う。

まずは、センターのアップスイープ形状とフロントカナードがスピード感を高める『GT1フロントハーフスポイラー（8万2500円〜15万4000円）』から。

フロント方向へ50mmストレッチしつつ、バンパー両サイドにダウンフォースを稼ぎ出すカナード形状を融合させたスポーツデザインを採用する。

レース部門が手掛けた逸品だけに、性能面のブラッシュアップも抜かりなし。スポイラー下面の面積を大きく確保し、確実なグランドエフェクトを発生させる構造だ。また、純正バンパーのクリップを使った共締め仕様となっているため、装着時に穴開け不要となっているのも見逃せない。

パフォーマンス系パーツでは、マットチタンの風合いが美しいサードが誇るフルチタンシリーズ「Ti-Z」（41万5800円）を設定。4本出しテールの迫力とチタンの高い質感が息づくハイエンドなアイテムだ。なお、本製品はGRリヤバンパー専用設計となり、BRZであってもGRリヤバンパーを装着すればインストール可能だ。

片側115φWテールの4本出しは迫力満点。保安基準適合でチューニングされた、甲高いチタンサウンドも気分を大きく盛り上げてくれる。

そして、ステンレスマフラーシリーズSu-ZマフラーTYPEIIには、待望のセンターパイプセット（20万1300円）が登場。音質と性能を徹底追求した逸品で、リヤピースのみから約6psアップを実現する意欲作だ。テール部のみチタンを採用することで高級感も満点だ。なお、すでにリヤピース装着済みのユーザーに向けたセンターパイプ単体（6万1600円）も用意されている。

出力に大きな影響を及ぼすEXマニ&キャタライザーは現在開発中。純正のレベルが非常に高く、触媒のみ加工／第1触媒レス／4-2-1形状／4-1形状…等々、様々なパターンでテストを続けているそうだ。EXマニは4-2-1形状でほぼ確定とのことだが、ノーマルECUでは制御が介入する可能性が高いため、さらなるテストを継続中だ。

一方のキャタライザーに関しては、ノーマルにフランジを加工装着しての製品化を検討中。目指す性能面はクリアできているが、ノーマル加工の体制をどのようにするか思案中とのこと。

サード謹製の「サードダンパー(フロント1本＆リヤ2本セット：12万9800円)」は大ヒット商品の一つ。フロントメンバー左右、そしてリヤストラット間を結び、操縦安定性と乗り心地向上を果たす新感覚の補強パーツだ。独自の伸縮構造でボディ補強で生じやすい不快な振動は抑制しつつ、コーナリング時の頼もしさを損なうボディの歪みを抑え込んでくれる。