【粟野如月コラム】「左ハンドルのヒュンダイジェネシスでドリフトに挑戦!」韓国のドリフト大会に参戦!!【KISA’s DRIFT LIFE vol.107】

大会はほぼヒュンダイジェネシスのワンメイク!?

左ハンドル車での本格ドリフトに初挑戦してきました!

2023年はありがたいことに、海外で走るチャンスを多く頂いています。香港、中国に続いて、今回は初めての韓国へ行ってきました! 11月末に開催された韓国現地の大会“Korea Drift series”と、ヨーロッパを中心に開催されている“Drift Kings(アジアシリーズ)”のコラボレーション大会が行われたんです。

場所は、かつてF1も開催された韓国国際サーキットのパドックです。CAAMという主催者チームの皆さんにお世話になるカタチでの初ドリフトです!

ワンメイクなのかな?と思うほど、参戦マシンは全てヒュンダイのジェネシス。同じ車種でも、エアロパーツやラッピングでみんな個性を演出しています。私の相棒ももちろん?ジェネシスなのですが…そうです! 韓国車なので左ハンドルなんです!

振り返ってみると、左ハンドルでのドリフトは定常円や8の字程度しかやったことがありません…。金曜日の午後にサーキットに到着し、マシンと初対面。土曜日が練習日で日曜日が本番というスケジュール。金曜日と土曜日でどこまで走れるようになるか…。未知数の挑戦に、いつもとは違う緊張感でドキドキでしたよ!

ちなみに、私的な感覚でジェネシスは、シルビアとツアラーの中間でフェアレディZに近いかなぁという印象。馬力は約300psくらいでしたが、ショートナックルも入っていてとても動きが素直!

一番心配していたのは「果たして右手でサイドが引けるのか!?」ということでしたが、意外と(?)ちゃんとサイドを使える! 自分が座っている位置の問題で荷重移動を感じるのが少し難しかったですが、タイヤもたくさん用意してくださっていたので、死ぬほど練習させてもらいました!

さて、いよいよ本番です。予選は1本目で0点を叩き出す大失敗を犯してしまいましたが、2本目の点数で単走12位のポイントを獲得!無事に追走トーナメント進出を決めました。やったぁ!

左ハンドルで初めての追走。単走の練習しかしてこなかったので、追走はぶっつけ本番です。対戦相手の情報もゼロでしたが、なんか速そうだなぁと、勘だけを頼りに走り回っていたのですが、慣れない右手サイドでは細かい調整が全然間に合わず撃沈。あっさり負けて終了…と思いきや、相手がまさかのコースアウトで大幅減点に! そのまま奇跡的にベスト8進出となりました!

ベスト8戦は、超ハイパワーなマシンが相手。何とか食らいつこうとしたのですが、途中、相手車両が吐き出す白煙の真後ろに入ってしまい、さらに夕日が眩しい時間帯と重なって一瞬何も見えず…。そのまま行き場を失い、ドリフトが戻ってしまいました。残念! 最終成績は8位で終了しました。

初めての左ハンドルマシンでの大会。今思えばなかなかハードだったと思いますが、何事も『気になること、興味のあることはまず挑戦!』が私のモットー。この挑戦が、また私を強くしてくれたと感じています。

自分がやりたいと思っても、当然この環境がなければ無理だったわけで、主催者のCAAMの皆さんとの出会いやご縁に心から感謝します。今回はDrift Kings AsiaのRd.1というカタチでしたが、次のRd.2&3の舞台はマレーシア! 次回はそちらの模様をお届けしたいと思います。初の韓国ドリフト! 応援ありがとうございました!!

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