「アメリカの日本車改造ショーが凄すぎる・・・」カリフォルニアで行われたJDMイベントの熱気を独占公開 Part.1

ジャパニーズクラシックカーショー(JCCS)2023潜入レポート Part.1

毎年アメリカのカリフォルニア・ロングビーチで開催されている、ジャパニーズ・クラシック・カー・ショー(JCCS)。アメリカ中のジャパニーズクラシックカーマニアが集うこのイベントにて発見した、ハイレベルなチューンド達を全3回に分けてレポートしていく。

185馬力を絞り出す「4.7A-G」エンジン搭載のハチロク!

OS技研のブースに展示されたカローラGT-S(AE86)は、1.8Lの7A型ブロックに4A-GE型ヘッドを組み合わせた、いわゆる「4.7A-G」仕様を搭載。OS技研のディストローカーキットを組むことで排気量を1.6Lまで落としつつ、1万1000rpmまで回る高回転ユニットに仕上げている。削り出しのロゴがキラリと光るビレットヘッドカバーは、アメリカのJSP製。

トップシークレット愛が炸裂!

無類のトップシークレット好きオーナーが所有するJZA80スープラ。以前はGT300仕様のワイドボディを使用していたが、TS8012Vナルドと同じスタイルになるSUPER G-FORCEワイドボディキットTYPE2に衣替え。心臓部の2JZ-GTEが、T51Rを使用したシングルターボ仕様というのも溢れ出るJDM愛を感じさせる。

スーパーチャージャー化でオーバー400馬力を達成!

マルガヒルズのワイドボディキットを軸に、日本製のエアロパーツを複数組み合わせたアキュラNSX。エンジンにはコンプテック製のスーパーチャージャーが搭載され、さらにはAEMのウォーターメタノールインジェクションも採用。最高出力は425psを発揮する。本革とアルカンタラを使用した高級感あるフルバケットシートは、レカロのポールポジションだ。

アメリカらしさ爆発のJZA80スープラ

オーストラリアにあるスポイラーズ&ボディキッツ・オーストラリアのフロントバンパーを装着したJZA80スープラ。エンジンもアメリカっぽいイジり方で、コンプターボのビッグタービンやロス・マシン・レーシングのインテークマニホールドを装着。イグニッションコイルはハルテックのコンバージョンキットでR35GT-Rと同じ日立製に変更されている。

ADVANカラーが眩しいEGシビック

アドバンカラーを纏った環状スタイルのEGシビックSiに、シビックタイプRのK20Aエンジンと6速MTを換装。スカンク2のインテーク&70mmスロットルボディ、Kチューンドの燃料供給システムなども使用したフルチューン仕様となっている。メーターはS2000のクラスターとAEMのデジタルゲージを組み合わせて、グラフィックによるS2000スタイルを採用する。

4ピストンレーシングのコンプリートK24Aを搭載!

ED7型のシビックSiに、4ピストンレーシングのK24A2コンプリートエンジンを搭載。ボンネット装着に抗うようにそり立ったキンスラーのITB(独立スロットルボディ)が圧倒的な存在感を放つ。エンジンの制御にはハルテックのフルコンであるエリート1500、燃料タンクはRadiumのインタンクコレクター付きフューエルセルを使用。

Part.2へ続く

Photo:Akio HIRANO TEXT:Hideo KOBAYASHI
●取材イベント:Japanese Classic Car Show 2023

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