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NC型を激変させるフルボディキットは市販予定!
450馬力の13Bツインターボ仕様を搭載
数々の伝説的なチューンドロータリーを東京オートサロンでデビューさせている“RE雨宮”が、今回の目玉として送り込んだのはNC型ロードスターRHT(パワーリトラクタブルハードトップ)をベースにした『マツモトキヨシ ロータリーロードスターbyRE雨宮』だ。
「このロードスターはマツモトキヨシの社長からのオーダーなんだよね! 2020年に出した“NCロードスター13Bターボ“を気に入ってくれてさ。ただ、今回はツインターボ仕様が条件だったのでそのレイアウトに苦労したよ!」と、元気イッパイに語る雨さん。
心臓部はパフォーマンス優先でFD3Sの13B-REWエンジンにスイッチ。内部はローターの重量合わせを始めとするバランス取りが行われ、ポート形状はタービンの風量に合わせて拡大加工が施されている。
存在感を主張するブラックハウジングのタービンは、JPターボのB400Kだ。これをワンオフメイドのEXマニによって縦2連でマウントしている。
アームやハブナックルは全てRX-8用に変更。車高調はジールファンクションをベースにしたオリジナル減衰仕様でセットアップ。ブレーキもエンドレスのフルキットで武装。ホイールは18インチのエンケイNT03RR(FR9.5J+27)、タイヤにはアドバンネオバAD09(F245/35-18 R255/35-18)を組み合わせる。
インテリアはアルカンターラ素材で各部を張り替え、樹脂パーツはカーボン転写でドレスアップ。メインメーターは、フルコンLINKの情報をAIMのデジタルダッシュロガーに表示させる最新システムを採用する。ミッションはRX-8の6速だ。
シートはドライバーズ&ナビともにブリッドジータIVのRE雨宮エディションに交換。
エクステリアは『NCロードスター13Bターボ』のボディキットをベースとしつつ、リヤセクションをさらにアグレッシブなスタイルへと変更。なお、このエアロパーツはコンプリートキットとして発売予定とのことだ。
オリジナルのライトハウジングにはIPF製LEDシステムをインストール。ウインカー部はシーケンシャル仕様となっている。
最高出力は推定450ps。ポップなルックスからは想像もつかないほどの過激な走りを見せてくれることは間違いない。公道に降り立つ日が待ち遠しいかぎりだ。
●取材協力:RE雨宮 千葉県富里市七栄439-10 TEL:0476-90-0007
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