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「あれもこれもとやっていたらこんな台数になっちゃいました」とはバリス矢萩専務。東京オートサロン2024のバリスブースには、史上最多となる10台のチューンドが展示され、来場者の目を釘付けにしていた。ここではメインエリアに並んだ3台のフェアレディZ(別記事にて紹介)以外を一気に紹介していくことにしよう。
GR86 Wide Body
昨年のランデュース号に続き、2024年はバリスのデモカーにもワイドボディキットをインストール。ボルトオン過給機の追加によるブーストパワーをサーキットでしっかり受け止めるべく、前後10.5Jホイール&295サイズタイヤの装着を睨んでフェンダー拡幅量などはデザインされている。
VARIS&G-FORCE GR COROLLA ARISING-1
“ガレージGフォース”のデモカーにいち早く装着された開発中のアライジング1キット。純正のデザインを崩すことなくストリートからサーキットまで対応させるべく、アンダースポイラー(フロント/サイド/リヤ)やクーリングボンネット、3ピースリヤウイングなどをラインナップ予定だ。
FL5 CIVIC ARISING-1 EVO
東京オートサロン2023で発表したアライジング1に、専用GTウイングやカナード、クーリングボンネットなどの追加アイテムを加え、ノーマルボディベースでの最強エアロフォルムとしたEVOバージョン。展示車両には、サイドアンダーやフェンダートリムといった開発中のパーツもプラスされていた。
FL5 ARISING-1 STREET
メインターゲットをサーキットに定めたアライジング1.EVOに対し、このシビックタイプRはストリートに的を絞った洗練のエアロスタイルを提案。リリース済みのキットに、ボンネットやバンパーガーニッシュ、純正マウント対応GTウイングを追加。こうして、様々な方向性へと導けるのもバリスのボディキットならではの特徴だ
GR YARIS ARISING-2 PROTO
ノーマルボディ対応のアライシング1、タイムアタッカー仕様のKAMIKAZE Ver.、そのストリート版となるKAMIKAZEストリートVer.。GRヤリスに向けてすでに3タイプのボディキットを送り出しているバリスだが、ついに第4の選択肢となるフルバンパー仕様のアライジング2を発表。多数のクーリングチャンネルが設けられた新作バンパーとGTウイングで空力&冷却性能を極限まで高める。
BRZ ARISING-2
2023年に発表された、フルバンパータイプのアライジング2キットのオプションパーツとなるフロントリップエクステンションを装着したBRZ。サイドスカートのボディ同色ペイントと19インチホイールの組み合わせで、最高峰のストリート仕様として仕上げた。
VARIS&PROVA WRX S4
ノーマルECUで筑波1分5秒台の快速を誇るプローバのWRX S4。昨年も展示されていたチューンドだが、今年はドアミラーカバーの追加やインテリアカスタム、ボルクレーシング新作のTE37 SAGA S-Plus(19インチ)のインストールでアップデートが図られていた。