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D1GP2005シリーズを戦った実車が凱旋!
D1GP黎明期を盛り上げたロータリースライダー
老舗チューニングパーツメーカーとして知られる“アペックス”が持ち込んだ目玉車両は、D1GP2005シリーズを戦ったアペックスFD3Sだ。
「このマシンはD1GPでの役目を終えた後、アメリカのアペックスUSA現地法人で保管されていたんです。2023年11月に鈴鹿ツインサーキットで開催された“RS★Rドリフトフェスティバル”に合わせて日本に戻ってきたので、そのままオートサロンに持ち込みました」とは、D1GP参戦当時からアペックスに在籍している望月さん。
エンジン本体は、サイドポート拡大加工とシール類のWPC加工のみで特別な事はとくに行っていない。タービンはアペックスのAX75F82キットをそのまま装着。最高出力は500ps付近だが、現在の競技ドリフトスペックと比べると極めてライトな仕様と言えよう。
なお、このFD3Sの今後についてだが、東京オートサロン終了後には再びアメリカへと旅立つ流れになっていて、それ以降の日本帰国予定は一切無いそう。かつてのD1GPマシンに想いを馳せたいファンは、日曜日中にアペックスブースへと駆けつけるべし!
●取材協力:アペックス TEL:0544-65-5061
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アペックス
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