【編集部員コラム】「1万円以内で盗難防止効果抜群!?」愛車BNR32に簡易的セキュリティを導入してみた

スイッチ一つでエンジンの始動が不可能に

セキュリティの第一歩としては効果あり!

「一度で良いからチューニング隆盛期のマシンを所有してみたい」。その思いに強く駆られ、トップシークレット製作のBNR32を購入することとなったウェブオプション編集部員のウエダ。製造から30年を経過した旧車とのリアルな付き合い方をコラム形式でお届けしていく。

前回は愛車BNR32の納車までの過程をお届けした本コラム。第二世代GT-Rの維持記録を届けるとなれば、“車両盗難対策”は必ず触れておくべき話題だろう。

【編集部員コラム】「令和の時代にBNR32を電撃購入!」20代オーナーのリアルな第二世代GT-Rライフをお届けします!

世の中には、ハンドルロックを始めとする車両盗難防止グッズが数多く販売されている。しかし、この手のグッズは一定の抑止効果こそ生むものの、プロの窃盗団の前には“ほぼ無意味”。事実、ハンドルロック装着車両が盗難されるケースはSNSやTVニュースでも度々見られるし、カーセキュリティ専門店の多くがこれらの導入には否定的だ。

そこで、手始めに導入したのが燃料ポンプのキルスイッチ。燃料ポンプの電源線にON/OFFスイッチを割り込ませ、車内の見えないところに仕込むという方法だ。非常にシンプルな仕組みだが、車両盗難の99%以上はエンジンを無理やり始動させてその場から逃走する“自走盗難”と言われている。なので、エンジンさえかからなければほぼ確実に盗まれることはないわけだ。

ちなみに、燃料ポンプではなくセルモーターにキルスイッチを仕込むことも考えたが、BNR32のようなMT車の場合はイグニッションさえ立ち上げてしまえば押しがけが可能だ。そうした理由から、最終的に燃料ポンプ側への施工を選択した。

結果的には、約1万円で簡易的な盗難防止システムが完成したのだが、もちろん自走盗難以外の0.1%も潰しておきたい。しばらくして、本格的なカーセキュリティの導入を検討する様になった私ウエダでした…!

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