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ADVAN Circuit Experience 2024に潜入取材
新たに「オリドパラダイス」&「車で遊ぼう!」とのコラボも実現!
横浜ゴムが主催する「ADVAN Circuit Experience(アドバンサーキットエクスペリエンス)」は、同社のスポーツタイヤ“ADVAN”の実力を広くて安全なサーキットで存分に体験できる走行会。今年も富士スピードウェイで3月2日に開催され、大いに盛り上がりを見せていた。
クラス分けは「マスター」、「エキスパート」、「ミドル」、「エンジョイ」の4つで、サーキット走行の経験やタイムに応じた自己申告方式。各クラス45台の定数はインターネットでの募集開始とともに即満員状態となり、今回もキャンセル待ちが多数出るほどの人気ぶりだった。
走行会当日は、春らしい暖かな日差しが降り注ぐ絶好の走行会日和。全国からこの日を楽しみにやってきた180台の中から、ADVAN愛が伝わる2台をピックアップしてみた。
まずはエンジョイクラスにZC6型BRZで参加の白沢康斗さん。「去年は都合が合わず、今回が初参加です。レベルに応じてたっぷり(20分×3本)走れるのはもちろん、多数のプロドライバーに会えるのも楽しみ。もちろん次回も参加したいです」とのこと。
マシンはトラストのボルトオンターボにZN8用6MTという仕様。ホイール&タイヤは、もちろんアドバンレーシングRGIII(F8J×18、R9.5J×18)にアドバンネオバAD09(F225/40R18 R255/35R18)で決まり。レーシーなタイヤレターは、ショップに依頼して追加したというから恐れ入る。
A90系GRスープラで、エキスパートクラスに参加していたのは菅野憲司さん。「年に4回くらい走行会に参加していますが、このイベントはアドバンタイヤユーザーに5000円のキャッシュバックがあるのが嬉しいですね。若干コース内は混んでましたが、楽しく走れました」とのこと。
マシンはHKSマフラーにレボリューション触媒&エアクリ、bm3ECUというファインチューン仕様。足元のアドバンレーシングGTとアドバンネオバAD09(F255/35R19 R275/35R19)の組み合わせがお気に入りとなっている。
またコース外の特設会場では、アドバンの新タイヤ「APEX V601」の試乗会も開催。GRカローラRZの標準装着としても採用されたV601は、名作タイプDを彷彿させる左右非対称パターンとスポーツ性と快適性の好バランスが魅力。
「絶対的なグリップはA052ほどじゃないですが、スライドインフォメーションが掴みやすいです。街乗りからサーキットまでオールラウンドに使えそうですね」と試乗したTLIFさんは語ってくれた。
その他、出展ブース数も昨年よりも大幅に増加し、展示のデモカーやイベント特価のパーツやグッズを用意。ステージ上ではマックス織戸やNOB谷口など、お馴染みの横浜レーシングドライバーによるトークショーなども開催。さらに限定500食のスペシャルランチボックスも、参加者や来場者から大人気となっていた。
さらに、今回のアドバンサーキットエクスペリエンスでは新たな試みとして「オリドパラダイス(主催:織戸学選手)」と「車で遊ぼう!(主催:平手晃平選手)」とのコラボで、専用の走行枠や会場内でのオフ会も実施されていたのも注目だ。
そのスペシャルイベントとして、昼休みに行われたのがゲストドライバーによる「超高速前止選手権」。200km/hに迫る超高速からのフルブレーキングで、ブロックまでの距離を競う白熱のチキンレースに大盛り上がりとなったのだ。
開催毎に内容が充実し、人気が高まっている「アドバンサーキットエクスペリエンス」は、もちろん来年も開催の予定。走行会シーズンの幕開けを告げる走行会として、参加希望者は横浜ゴムのホームページでの告知をしっかりとチェックだ!
PHOTO:山本大介/REPORT:川崎英俊
【関連リンク】
アドバンブランドサイト
https://www.y-yokohama.com/brand/tire/advan/
アドバンサーキットエクスペリエンス
https://advan-ce.jp/