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軽自動車ベースとは思えないパフォーマンス
オリジナルタービンのポン付けで120馬力を発揮!
スイフトスポーツを筆頭に、スズキ系車種のチューニングを得意とする“アールズ”。HA36S型アルトワークスもデリバリー直後から様々なパーツ開発を開始し、今ではトータルチューニングも可能にするほどのバリエーションをラインナップしている。その実力はストリートからワインディング、さらにサーキットまで存分に楽しめるスペックを実現しているほどだ。
実際に今回取材したデモカーは、 ノーマルエンジンにオリジナルのRRPハイパワータービンキットを組み合わせた120ps仕様で、筑波サーキット1分8秒296(ドライバー:井口卓人)を達成しているのだから恐れ入る。
エンジンパーツから排気系まで自社製品でセットアップ。エキゾースト環境はRRPキャタライザー→RRPレーシングフロントパイプ→RRPセンターパイプ→RRPハイパフォーマンスマフラーという合法スペックだ。
足回りはオリジナルダンパーを軸にセットアップを進め、機械式LSD(1.5WAY)とのマッチングを図りながらサーキットから街乗りまで幅広いキャパシティを実現する。サーキット走行時のタイヤは、ポテンザRE-71RS(FR165/50-15)だ。
エクステリアを覆うエアロパーツはアールズの自信作。中でもボンネットは、軽量化とともにクーリング性能の向上を徹底追及した逸品で、裏側の作りを見ればアールズの拘りが伝わってくるだろう。
リヤウイングは、ルーフラインを延長したシルエットにすることで存在感を強調。素材はFRPとなるが、翼端板がカーボンになったタイプも設定されている。
アールズならではのセットアップ能力の高さが光る軽自動車チューンド。市販パーツの組み合わせでパフォーマンスを追求していくのが同社の基本姿勢とのことだが、このアルトワークスにもその精神は貫かれていた。
●取材協力:アールズ 静岡県浜松市東区貴平町505-1 TEL:053-431-6303
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