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SR20DET&リヤのマルチリンク化で超絶進化
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美しいエンジンベイも注目だ!
4A-Gでのパワーチューニングは耐久性や目標出力に限界があるという理由から、埼玉県の“ワイズオート”でSR20DETの換装を実行したのがこのトレノだ。
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換装したSR20は、S14タービン&東名パワードのポンカムをセットしてブースト1.2キロ時に300psを発揮するファインスペック。軽量ボディに300psは十分すぎる戦闘力を発揮し、ドリフトもグリップも4A-G時代とは比べ物にならないほどレベルアップした。
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インタークーラーとラジエターは、チューンドロータリーで定番のVマウント式を採用。サーキットの連続周回でも音を上げないクーリング性能を確保しつつ、パイピング距離を最短にしてエンジンレスポンスの悪化も防いでいる。
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一方、足回りも徹底チューンを敢行。とくにリヤは5リンク式リジッドのままでは走行性能に不安がつきまとうため、フロア加工してアッパーを新設、S13のリヤメンバーを加工移植することでマルチリンク化を実現したのだ。プロペラシャフトはナプレックのワンオフ1本ものを装備する。
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ちなみに、ホイールはフロントがR32純正でリヤがRSワタナベの16インチ。エクステリアは純正風に留めているのがオーナーの拘りだ。
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コクピットはスパルタンな仕上がり。メーターはオートメーターのシフトランプ付き大型タコメーターとブリッツのブーストメーターを軸に構築。その他、HKSのブーストコントローラーやデフィの追加メーターは、自作のステーを設けてセンターコンソールに配置している。
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リヤのトノボードには走りを録画するためのビデオカメラをマウント。ベストな位置になるよう自作ステーを介して固定する。
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SR20DETとシルビアのマルチリンクを移植し、大幅に戦闘力が増したパンダトレノ。シルビア勢に負けない角度とスピードでサーキットを縦横無尽に滑走する姿を見れば、異端ながら説得力のあるチューニングだということが分かるだろう。