「660ccで140馬力!? 力こそ正義の2代目コペン!」純正比2倍以上の馬力を武器にサーキットを爆走

抜群のボディ剛性を活かした本気のサーキット仕様!

腰下強化&IHIのF5タービンで140馬力を達成

兵庫県のコペン専門店「も。ファク」。コペンを知り尽くしている代表の森本さんにLA400K(2代目)について聞いてみると「L880K(初代)と比べて飛躍的にボディ剛性が高まっているのが特徴です。そのため、コーナリング性能は高いのですが、ノーマルではエンジンがつまらないんですよ」と言う。

コペンをサーキットで走らせて10年以上のも。ファク。この仕様以外にもポン付け100psキットなどを製作している。

そこで、このデモカーではノーマルエンジンのブーストアップ仕様から徐々にステップアップ。高出力化する上でネックとなるコンロッドを強化し、ピストンも加工。最終的に、IHIのF5タービンを組み合わせることで140psものパワーを引き出すまでに成長している。純正比2倍以上の高出力化、ハンパではない。

テール部分はスライド式で社外エアロ装着時のでテール位置調整が可能だ。価格は9万8000円〜。

マフラーはオリジナルで、フロントパイプ60φ→中間パイプ60φ→リヤピース50Φ×2→テールエンド100Φ×2というレイアウト。低速トルクを損なうことなく2次排圧の低減に成功した逸品で、保安基準適合モデルとなる。

制御にはFコンVプロVer.4を使用。サーキット走行でのネガな部分を一掃している。

セッティングには、緻密なエンジン制御はもちろん、可変バルタイ機構や電子制御スロットルの調整まで可能なF-CON VプロVer4.0を投入。電子スロットルのリニア化に加えて、VSCによるスロットル開度の低下などを解消し、速さを引き出している。

も。ファクでは純正と同バネレートの車高調もラインナップするなど幅広いユーザー向けのパーツ展開を行なっている。

クラックスベースのオリジナル仕様サスペンションは、サーキット走行から街乗りはもちろん、ショー展示用などでの極低車高までをカバーする。リヤはL880Kで培ったノウハウを活かし、アクスル加工を施している。

オープンボディのコペンではロールケージの装着はサーキット走行の必須事項となる。

通勤快速仕様のため快適装備は全て搭載。ロールケージはサーキットを走るための安全装備として装着したもの。ベースのボディ剛性が高いため、補強パーツはフロントのタワーバーを装備するのみとなっている。

エンジンや補機類のアップグレードと、電子制御の最適化で楽しさを引き出したLA400K。富士スピードウェイ2分11秒台というベストタイムからも、そのただならぬ速さが分かるというものだ。 

1 / 7

「「660ccで140馬力!? 力こそ正義の2代目コペン!」純正比2倍以上の馬力を武器にサーキットを爆走」の1枚めの画像

2 / 7

「「660ccで140馬力!? 力こそ正義の2代目コペン!」純正比2倍以上の馬力を武器にサーキットを爆走」の2枚めの画像

3 / 7

「「660ccで140馬力!? 力こそ正義の2代目コペン!」純正比2倍以上の馬力を武器にサーキットを爆走」の3枚めの画像

4 / 7

「「660ccで140馬力!? 力こそ正義の2代目コペン!」純正比2倍以上の馬力を武器にサーキットを爆走」の4枚めの画像

5 / 7

「「660ccで140馬力!? 力こそ正義の2代目コペン!」純正比2倍以上の馬力を武器にサーキットを爆走」の5枚めの画像

6 / 7

「「660ccで140馬力!? 力こそ正義の2代目コペン!」純正比2倍以上の馬力を武器にサーキットを爆走」の6枚めの画像

7 / 7

「「660ccで140馬力!? 力こそ正義の2代目コペン!」純正比2倍以上の馬力を武器にサーキットを爆走」の7枚めの画像

●取材協力:も。ファク 兵庫県川西市東畦野2-1-8 TEL:072-791-5559

「まさにシェルビーコブラの世界観!」オールドマッスルに生まれ変わった初代コペンがカッコ良すぎ!!

「このコペンGRスポーツ、化け物か!」最高速200キロオーバーの衝撃

「300馬力オーバーも許容する驚異的スペック!」高出力を狙うL880Kコペン乗り必見のレーシングクラッチ

【関連リンク】
も。ファク
https://mo-fac.com/

キーワードで検索する

著者プロフィール

weboption 近影

weboption