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外装だけで軽く400万円以上かかってるんです!
MY12トラックパックか? それともMY14ニスモか!?
スモーキー永田率いるトップシークレットが、R35GT-Rのコンプリートモデルを2台発表した。
まず1台目は、スペックVのDNAを受け継ぐカスタマイズオプション「For TRACK PACK」をインストールした2012年モデルがベース。トップシークレットのオリジナルパーツを組み込みながら、全方位を徹底的に鍛え上げたフルスペックとなる。
走行距離7万2000kmのVR38DETTは、独自のプロクセスECU(ステップ2)でブーストアップを敢行。レスポンスの良い580psで仕上げられた。GR6ミッションは、メンテナンス&ECU制御の変更(2021年モデルへVer.UP)が行われている。
注目のエクステリアは、新作のM24フロントバンパーを軸に構築。塗装まで含めるとエクステリアだけで400万円以上の金額が掛かっているというから恐れ入る。
灯火類は全て後期純正に変更済み。ボディカラーはNISMO純正のステルスグレーだ。
その他、車高調システムやOZとのコラボレーションホイール(NEWフッツーラ/特注ブラック仕様)、試作のデジタルスポーツステアリングなど、スモーキー永田の感性で各部に手が入れられている。
もう1台は、走行2万kmの2014年モデル・NISMOがベースとなる。
エンジンは、トラストの強化アクチュエーター&900ccインジェクター&80φエアフロアダプターで各部を強化した上、プロクセスECU(ステップ3)でブーストアップを敢行。ハイレスポンスな700psを達成している。
エキゾーストマフラーは後期純正のチタン音量可変式タイプに変更。バルブシステムを置き換え、室内からのスイッチ操作による音量調整を可能としているのがポイントだ。
エクステリアの構成パーツは先に紹介した2012年モデルと同一だが、ボンネットのみならず、リヤアンダースポイラーもドライカーボン製とするなど、NISMO仕様をリスペクトしたアプローチが随所に施されている。
気になる車両価格は、2012年トラックパックベースが税込1550万円(整備済み/車検2025年12月)、2014年NISMOベースが2400万円(整備済み/車検2025年12月)という設定。高額だが、現在の中古車相場と照らし合わせてみると、決して高くはない事に気づくはずだ。
ちなみに、スモーキー永田が手掛けるコンプリート車両の人気は凄まじく、発表後、数分で買い手が付くケースも多い。生涯を共にするR35GT-Rを本気で探している人にとっては、迷っている暇などないだろう。
●取材協力:トップシークレット 千葉県千葉市花見川区三角町759-1 TEL:043-216-8808
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