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ランエボ用エアロ以降久々の新製品開発!
FRP製のみならずカーボン製も展開
D1GP黎明期に、熊久保重信選手率いるチームオレンジと共に栄光を極めたマックのエアロパーツブランド“M sports(Mスポーツ)”。製品生産やOEM事業が忙しくなり、CT9Aのボディキットを最後に自社ブランドの展開は影を潜めていたが、ここにきて完全復活を宣言! 改めてMスポーツにも注力しようと体制を立て直し、エアロパーツ開発を本格化させたのである。
今回紹介するZ34とGR86は、そんなMスポーツが手掛けた最新スペック。エクステリアカスタムの最新トレンドを取り入ればがら、随所にオリジナリティを追求しているのがポイントだ。それぞれを見ていく。
GR86は、手軽なドレスアップを実現するアンダーエアロで展開。フロントリップスポイラー(5万2800円〜10万5600円)は両サイドに向けて段差のあるデザインが特徴的だ。なお、今後はフルバンパータイプのリリースも予定しているそうだ。
前後フェンダートリム(7万4800円〜14万9600円)も設定。フロントはボディラインやダクトを強調させつつ、両面テープで貼って10mm以内に収まるサイズだ。リヤはアーチ状のデザインとなる。ホイールは前後ともワークエモーションの9.0Jプラス40に20mmのスペーサーを装着。タイヤはトーヨープロクセススポーツで225/40R18をマッチングさせている。
リヤには、トランクスポイラー(4万1800円〜8万3600円)に加えて、汎用として展開している1580mm幅のGTウイングをインストール。車検対応となる1440mm幅のGTウイングもラインナップしている。いずれのサイズでも同価格(9万6800円〜19万3600円)、カーボンモデルはクリアペイント済みだ。
エンジンルーム内のクーリングを考えて配置されたダクトが特徴的なボンネット(8万5800円〜17万1600円)。専用のレインカバーもあり、普段はカバーを付けてエンジンルーム内に雨水が入らないようにしつつ、サーキット走行前に取り外して冷却性能を引き上げるという使い方も出来る。
一方のZ34では、大胆なフルバンパータイプを採用。フロントバンパー(9万8600円)は冷却性能を考え、走行風を取り込む開口部や、ダウンフォースを生む両サイドのカナードが特徴的なデザインだ。
フェンダー(フロント:9万6800円/リヤ:9万6800円)は前後共に片側50mmワイドになる。ホイールはワークVS-XVで、フロント11J-18、リヤ12J-55を装着。タイヤはヨコハマのアドバンネオバAD09(F225/35R20 R275/30R20)。
トランクスポイラー(4万8400円〜9万6800円)にクラッシュカーボン製のGTウイング(19万3600円)を追加。ワイドボディに負けない迫力を持ったリヤビューを生み出している。
エンジンルーム内の熱気を抜くダクトを多数配置したクーリングボンネット(9万6800円)。ダクトの複雑な造形はカーボンで成形すると量産が難しくコストアップとなるため、部分的にカーボンを使用している。
なお、Z34に関してはほぼ同様のパーツ構成でZ33用アイテムも展開されている。GR86、Z34、Z33とパーツラインナップは非常に多岐に渡るので、ぜひ一度公式HPでその全貌を確認していただきたい。
●問い合わせ:マック 茨城県筑西市横塚58-1 TEL:0296-57-4669
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