「本気のオーラがほとばしる!」伝説の最高速チーム『MidNight』現役メンバー大特集!!

ベイエリアのレジェンドチーム!

日本のチューニングカルチャーを象徴するチーム「ミッドナイト」。1990年代初頭には謎多きストリートチームとして名を馳せ、その伝統は現代まで引き継がれる。現在では、サーキット走行会を定期開催する正統派クラブチームとして活動を続けている彼らが、2024年9月14日に開催された「湾岸BASE YOKOHAMA」のスペシャルエリアに集結した。

田村さん:マツダRX-7(FD3S)

現会長である田村さんの愛機は、筑波サーキットをターゲットに据えたFD3S。エンジンは名門“スクートスポーツ”が手掛けた耐久性重視のサイドポート拡大仕様で、タービンは13Bロータリーと抜群の相性を誇るウエストゲート式のTD06-25Gだ。

エクステリアは、RISE YOKOHAMAの新作フロントバンパーを軸に構築。ワイドボディキットはワイズプロデュース製で、ドアパネルやリヤウインドウはドライカーボン化。なお、ボンネットのルーバー加工は、ストリート全盛期に乗っていた当時の愛機をオマージュしたポイントとのこと。

七海さん:ポルシェ911ターボ(964)

全盛期は650psのJZA80スープラで走っていたが、あまりの速さからポルシェ964ターボへと乗り替えたという七海さん。パワースペックはブーストアップの400ps仕様で、最高速は280km/h前後。高速スラロームを武器にライバル達と戦うスタイルだ。バンパーに残る無数の飛び石が戦いの激しさを物語る。

荻洲さん:ポルシェ911ターボ(993)

700psのフルチューン仕様から、8年がかりで純正戻しを進めているという荻洲さんのポルシェ993ターボ。ほとんどの純正パーツを捨ててしまっていたため、コンディションの良い内装パーツ集めに苦労しているのだとか。

沼田さん:ポルシェ911RS3.8

ベースはホモロゲ取得用に限定販売されたRS3.8。大幅な軽量化や専用チューンの足回りなど、ノーマルでも大きなアドバンテージを持つマシンにターボ化したエンジンを搭載。空冷世代としては最高峰のチューンドと言えよう。

宮川さん:ポルシェ911 GT3(997)

富士スピードウェイをホームコースとして走り込んでいる宮川さんのGT3。吸排気系チューンに加えて盛り込んだ、ワンオフ製作のセンターロックホイールとストップテックのブレーキシステムが自慢。現在のベストは1分52秒台で、目標の51秒台も秒読みの段階だ。

安東さん:マツダRX-7(FD3S)

MidNightエリアとは離れた一角に特別展示されていた純白のFD3S。かつて、RE雨宮とクロムハーツがタッグを組んで作り上げた奇跡のコラボレーションチューンドだ。現オーナーは、“Attack筑波”等のサーキットシーンで活躍する安東さん。長期間放置していたそうだが、このイベントのために各部をリフレッシュして持ち込んでくれた。

田村さん:日産スカイラインGT-R(BNR32)

1990年代後半の谷田部最高速テストで、314.5km/hという記録をマークしたガチの湾岸最高速チューンド。心臓部は、グループAのムービングパーツにNISMO RR581タービンをドッキングした2.6Lの600ps仕様。低回転から高回転まで問答無用に吹け上がるパワーフィールが武器だ。

溝田さん:日産フェアレディZ(Z32)

知る人ぞ知る、全盛期の湾岸最高速シーンを最前線で駆け抜けた溝田Z32。アベレージ280km/hオーバーのバトルを征するために生まれ変わった貴婦人は、当時の面影を色濃く残したまま、本物特有のオーラを今なお放ち続ける。

轟さん:日産スカイラインGT-R(BNR32)

レーシングカーレベルのボディ補強と800psのフルチューンRB26DETTが武器のBNR32。“羊の皮を被った狼”を地でいくチューンドだ。

野口さん:ポルシェ911ターボ(930)

湾岸最高速全盛期のMidNightを支えた伝説的なチューンド930。ワイルドに切られたターボダクトが個性を放つ。

武藤さん:ポルシェ911ターボリミテッド(964)

964ターボの上級モデルをベースに大人ムードを極めた1台。年式を全く感じさせない、驚異的なミントコンディションにオーナーの愛情を強く感じる。

北川さん:ポルシェ911ターボ(991.2)

ノーマルでも580psを発揮する超ハイパフォーマンスモデル。MidNightステッカーを貼ると、現代的なType991後期も一気に当時感が増すから不思議だ。

馬場さん:ポルシェ911(964)

オリジナルルックでポルシェらしさを主張するType964。ナロー&コンパクトなフォルムは唯一無二だ。

幸村さん:日産GT-R(R35)

デッドストックのアミューズ製フロントリップが特徴的なR35GT-R。ベース車両が有する高い資質を活かしながら仕上げられたチューンドだ。

阿部さん:日産スカイラインGT-R(BNR32)

湾岸最高速ランナー御用達のTBKバンパーを装備したBNR32。BNR34純正ホイールもMidNightに所属するBNR32にとっては正装のようなものだ。

花井さん:日産GT-R(R35)

アブフラッグ製のワイドボディキットで個性と迫力を手に入れた深紅のR35GT-R。深夜の湾岸に映える1台だ。

岡戸さん:ランボルギーニ カウンタック5000クアトロバルボーレ

ハイエンドスーパーカーで走り続ける熱きカウンタックオーナーの愛機。超希少車にも関わらず、各部に手を入れながらサーキットを攻め込んでいるのだから恐れ入る。

内藤さん:ポルシェ911 GT3(991.2)

マンタイレーシングのエアロパーツで武装した911GT3後期(Type991.2)。NAで500psを発揮する生まれながらのレーシングスペックだ。

高橋さん:日産フェアレディZ(Z32)

2000年代初頭に人気を博した、アブフラッグ製のコンプリートワイドボディキットで身を包んだ美しいZ32。ホイールも激レアのアブフラッグ・プリズムを履く当時仕様だ。

坂本さん:日産GT-R(R35)

アブフラッグver.3のフロントバンパーが特徴的なR35GT-R。オーナーの坂本さんは同色のBCNR33も所有する生粋のRフリークだ。

大沼さん:日産スカイラインGT-R(BCNR33)

ボルクレーシングTE37が映える純白コーディネイトのBCNR33。MidNightの第二世代GT-R勢はシンプル&クリーンなメイキングが主流のようだ。

増原さん:日産フェアレディZ(Z32)

アブフラッグのボディキット(ver.300GZ)をベースにワンオフ製作されたエクステリアは美しいの一言。500psを発揮するパワーユニットも見どころだ。

沼島さん:日産スカイラインGT-R(BCNR33)

ハイブースト1.8キロで758psを絞り出す最高速専用機。湾岸の残り香が強すぎるBCNR33だ。

小俣さん:ポルシェ911ターボ(930)

MidNightの若手メンバーが駆る走りのオーラ全開の930ターボ。大型フォグランプを備えた湾岸バンパーが威圧的だ。

佐藤さん:日産GT-R(R35)

エンジン本体まで強化したオーバー750psのフルチューンスペックで、筑波サーキットでは56秒408をマーク。真なる速さを突き詰め続けるR35GT-Rだ。

⚫︎取材イベント:湾岸BASE YOKOHAMA 2024

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