車格に相応しいスポーティさと快適性を高める!

ツボを押さえた厳選アイテムでGRカローラの潜在性能を引き出す

GRヤリスと兄弟車でありながら、異なるキャラクターを持つGRカローラ。最大の違いはボディサイズと実用性の高さ。5ドアハッチバックの広い室内空間を備えるGRカローラは、日常使いと走りを両立させたいクルマ好きに最適な選択肢と言える。

ストリートでの扱いやすさや快適性にも配慮したパーツ開発を行ってきた“ブリッツ”では、そうしたキャラクターを持つGRカローラを有望なベース車と見据え、筑波サーキットでのタイムアタックを行うなど、デビュー当初より意欲的にデータ取りや解析を行ってきた。

今回は、そのノウハウを惜しみなくフィードバックした合法ストリートスペックのデモカーを見ていく。こちらは速さのみならず、ワンランク上の快適性や使い勝手のよさを目指した、ツボを押さえた1台となっている。

まず注目したいのは足回り。GRカローラの走りをさらに上質なストリートスポーツへ昇華させる鍵を握るのが、電子制御式の車高調『ダンパーZZ-RスペックDSCプラス』だ。

こちらは、乗車人数や走行シーンに応じてクルマの姿勢を最適化するフルオートモードまで備えた上位モデル。筑波アタック仕様で性能を鍛え上げたダンパーに、電子式の減衰力調整機構を持たせることで、街中での快適性とスポーツ性能を高次元で両立している。

エンジンルームには、高度な成型技術でエンジンルームへのベストフィットを実現しつつ、さらには吸入空気温度を適正にコントロールできるカーボンインテークシステムをセット。その性能はかなり高く、社内テストでは純正のインテークと交換するだけで22.2ps&11.2Nmのパワー&トルクアップを達成。エアクリーナー本体はステンレスメッシュ製とし、定期的な洗浄を行うことで半永久的に使うことができるのもポイントだ。

さらに、ブーストアップモジュールのパワコン(3万9600円)、それにスロットルコントローラー機能も付与したパワスロ(5万9400円)を導入。具体的に、ノーマルの実測値が293.4psなのに対し、このデモカーでは322.5psと約30psの上乗せを果たしている。

エクステリアには、アグレッシブなデザインのリヤスポイラー(7万5900円)を開発。空力効果も侮れず、効果的にダウンフォースを獲得できるチューニングパーツだ。未塗装の他、純正色塗装済み(12万6500円)も用意する。

室内には、最新の移動型小型オービスの取り締りにも対応するレーザー&レーダー探知器「タッチブレインレーザー」シリーズを装備。MSSS新周波にも対応しているので安心感が大きい。OBDⅡアダプターを介して接続すれば、多彩な車両情報が表示でき、マルチメーターとしても活用できる。

必要最小限のパーツで最大限の効果を得る。そんな理想を具現化したブリッツの「すぐにマネできる仕様」は、ストリートで快適に楽しく走りたいと考えているユーザーにとって、大いに気になる存在と言えるはず。その爽快な走りを、ぜひ堪能してほしい。

●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277

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