【粟野如月コラム】「2022年のD1Lightsがついに開幕」初開催のコースでベスト16に進出!【KISA’s DRIFT LIFE vol.83】

今回からマシンの仕様を大きく変更

2022年シーズン、良いスタートを切れました!

いよいよD1シリーズが開幕です! 開幕戦の舞台、はD1Lights初開催となる栃木県“つくるまサーキット”。やっぱり開幕戦は独特の緊張感がありますね。私もドキドキでしたよ!

今回のレイアウトは、恐らく過去最長のストレート距離。事前の練習走行では、あまりのハイスピードレンジに全くサイドブレーキが効かなかったくらいです。

なお、今回のラウンドは、3月26日に開幕戦、その翌日(3月27日)に第2戦というデュアルファイナルズ形式です。参加台数は50台を超えていました。

私は木曜日から現地入りし、シーズンオフ中に敢行したモディファイ(タービン交換やアングルキットの導入)の効果を確かめながら、セットアップを行いました。

迎えた開幕戦。前日までのポカポカ陽気とは打って変わり、気温が一気に下がって路面温度が上がらない! そのため、熟練ドライバーですら次々とコーストアウトする波乱の展開となりました。私も強い気持ちで挑みましたが、 一歩及ばず…。予選を通過することができませんでした。

そして第2戦。コースレイアウトは開幕戦とイコールです。自分の中で課題を整理しつつ予選に臨んだところ、全てが上手く噛み合って95点の高得点をマーク! 14位で自身初のD1Lights追走トーナメント進出を決めました!!

順位が決まった直後から、沢山の方がピットに来てくれたのですが、そして中にはMCの鈴木学さんの姿も! D1レディースリーグ時代からずっと私の走りを見てきてくれている人物の一人です。そんな学さんから「ちょっと感動した!」と言ってもらえて、信じられないくらい泣いてしまいました(笑) 私の中にあった大きな壁のひとつを、やっと越えられた気がします。

決勝トーナメント(ベスト16)での対戦相手は、柴山選手でした。勢いのある選手でしたが、正直、私は舞い上がっていて、ただただ楽しい追走バトルでした(笑) 結果は負けてしまいましたが、僅差だったと言ってもらえたので嬉しかったです。

ここまで本当に長い道のりでした。もちろんゴールはずっと先ですが、諦めずに支え続けてくれたチームや家族、スポンサー様、そしてファンの皆様。全ての方々に心から感謝します。本当にありがとうございます。

この勢いを途切れさせないように次戦も全力で闘いますので、応援よろしくお願いします!

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