目次
前期ルックの美しすぎるFD3Sに注がれたオーナーの深い愛情
購入と同時にエクステリアをリフレッシュ!
年式を感じさせないほどの輝きを放つこの漆黒のFD3Sは、定期的に開催されている女性オンリーのカーミーティング『GIRLS CAR COLLECTION』で出会った1台だ。
まだ20代というオーナー“もじゃっく”さんが乗る愛機は、1997年式の4型がベース。購入直後に各部のリフレッシュを行なっており、その時にボディカラーも純正色(ブリリアントブラック)で塗り直しているため、外装はもはや新車並みのコンディションを誇る。
“もじゃっく”さんがFD3Sを購入したのは今から3年前。免許取得後に「普通とは違うスポーツカーに乗りたい」という気持ちでクルマ探しをはじめ、巡り巡ってロータリーエンジン搭載のFD3Sに到達。つまり、最初のマイカーがFD3Sというわけだ。
そこからはFD3Sの魔力に取り憑かれ、今ではすっかり「FD3Sラブ」な生活を満喫しているという“もじゃっく”さん。トレーナーに描かれている愛車のイラスト(ROTAROは彼女がFD3Sに付けた愛称)は本人の自作、ピアスもおにぎりと、もう完全なロータリストである。
心臓部の13B-REWはフルノーマルを維持しているが、サージタンクやインテークパイプ、ホース類はブラックアウトしてシックに演出。ちなみにプラグ交換等の作業は自分で行っているそうで、「出来るところは可能な限り自分でやりたいんです」とのこと。
エクステリアも純正をキープしつつ、テールランプは好みで前期仕様に交換。さらにリヤウイングも往年のマツダスピード製を導入して、スポーティ度を高めている。
経年劣化でボロボロになっているケースが多いモール類はオールペン時に交換。ドアハンドルアウター等も塗装して新品状態に。こうした細かなリフレッシュが車両の美しさに繋がるのだ。
サスペンションはHKSのハイパーマックスMAX IV-SPをセットし、ホイールはワークエモーション11Rでサイズはフロント8Jのリヤ9J、タイヤにはレヴスペック(F235/40-17 R255/35-17)を組み合わせる。
「ずっと乗り続けていきたいですね」と嬉しそうに語ってくれた“もじゃっく”さん。彼女とROTARO=FD3Sのカーライフはいつまでも続いていくのだ。
PHOTO:堤晋一
取材イベント:GIRLS CAR COLLECTION