「社用車のサクシードに旧車魂を注入!」ドシャコタンに深リムのロンシャンXR4が渋すぎる・・・

ディープリムのロンシャンXR4を軸にしたシャコタン仕様

低さと快適性を両立するアーム&アクスル加工!

建築系の仕事をするオーナーが数年前にプロボックスを注文。しかし、ディーラーのオーダーミスが発生し、なんとサクシードが届いたという。しかし、今ではシャープな顔付きが気に入っているそうだ。

そんなサクシードは、昔ながらの温故知新なスタイルで“渋さ”を演出してきた。これに貢献したのが、数十年前に先輩から譲ってもらったというディープリムのロンシャンXR4(F7.5J×15-7 R9J×15-25)。PCD違いだったこの名作ホイールを、変換チェンジャーを介してインストールする。

足回りはJIC車高調にMAQSスプリング(F14kg/mm R12kg/mm)の組み合わせ。これで思い切りローダウンしたところ、強烈なギシギシ&ゴリゴリ音が発生…。普通のオーナーならばここで諦めるのだが、このサクシードオーナーは違った。

次の一手として、フロントロワアームを延長加工してネガティブキャンバーを増やすという大技を敢行したのである!

さらに、リアもアクスル加工も実施してネガティブキャンバーを5度付けた上、調整式ラテラルロッドによりホーシングのズレを解消。しっかりとサスが動くようにすることで、乗り心地の悪化や異音の発生をシャットダウン。前後とも10kg/mm以上のスプリングを組むが、乗り心地は決して悪くないそうだ。

室内は、SNSで知り合ったカスタムが得意のプロボックス乗りにパネル類のラップペイントを依頼。ブルーにコーディネイトした。シートはレカロSR6、ステアリングはMOMOをチョイスしている。

外装も手が入る。ボディサイドには車名をあしらったブルーのストライプを車体下方に追加することで、センス良くまとめあげた。とても現場に乗り付ける仕事グルマとは思えないほど美しいコンディションをキープしているあたりからも、その溺愛ぶりがヒシヒシと伝わってくる1台だ。

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