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美しすぎるエキゾーストマフラーにも大注目!
これでもサーキット派なんです!?
スポーティなルックスはもちろん、3Sターボエンジンをミッドシップマウントしているのが特徴的なSW20。近頃は街中で見かける機会もめっきり減ってきた印象だが、それだけに愛情を注ぎ込むオーナーは増殖中だったりする。
ここで紹介する美しいSW20のオーナーもそんな一人。スタイルに惚れ込んで2017年に購入。以来、サーキット走行などを楽しんでおり、スポーツランドSUGO1分40秒台前半を目指してコツコツとDIYチューンを続けているそうだ。
まず注目のエクステリア。色鮮やかなランボルギーニ純正ケフェウスにオールペンされたグラマラスボディは、実は前オーナーが仕上げたもの。ボーダーのフルエアロにグロスファクトリーでワンオフ製作したワイドフェンダーを組み合わせる。ホイールは、ワーク・エモーションD9Rの18インチ&19インチ。カナードはボルテックス製をチョイスする。
「フロントバンパーに海外製のアンダースポイラーを追加しました。サイズが合わずに切った張ったして、なんとか装着できましたね」とオーナー。
LEDテールもワンオフ。まるで、専用品かのようなマッチングを見せるリヤウイングは、なんと180SX用を移植したものだ。
エンジンは純正改ハイフロータービン仕様となる。海外製EXマニやブリッツのエアクリーナー、トラストのブローオフバルブなどを装着してトータルチューンを敢行。
芸術的な仕上がりのワンオフマフラーも自慢のポイント。センター部に継ぎ溶接による複雑なうねり造形を入れるカタチを採用し、唯一無二の2本出しレイアウトを構築しているのだ。こちらもグロスファクトリー作で、高回転域での官能的なエキゾーストノートも魅力とのこと。
コクピットにも拘りを注入し、自作のメーターパネルにデフィの追加メーターやスイッチ類をインストールした他、シフト周りにはスウェード生地を張り込んだ。センターコンソールのプッシュスタートスイッチも見どころの一つだ。
ネット通販で入手したパーツ等を使いながらコツコツ仕上げたというが、その完成度はプロ顔負けのもの。何より、ここまで綺麗に仕上がったSW20など世界中を探してもなかなか見つからないはず。SW20と共に、末長くチューニングライフを続けてもらいたいものだ。(OPTION CARAVANより抜粋)