「180km/hリミッターなどクソ喰らえ!?」国産フラッグシップ勢のスピードリミッター解除法を公開

日産GT-R、ホンダNSX、レクサスLCに時速180キロの壁などいらぬ!

どんなに格好良いホイールやエアロを装備しても、海外のスーパースポーツ勢にチギられるような国産フラッグシップでは情けない。国内主要サーキットではGPS連動でスピードリミッターを解除することは可能だが、それだけでは満足できないオーナーも多いはず。そこでここではチューニングによる、GT-R、NSX、LCそれぞれのスピードリミッター解除法を紹介しよう。

国産フラッグシップのスピードリミッター解除法を完全公開

NISSAN GT-R

 ECUデータ変更がベストな解除手段

GPS連動で、国内主要サーキットではスピードリミッター解除が行えるGT-Rだが、チューニングシーンで主流になっているのは、各メーカーが販売している後付けの『リミッターカット』と、チューニングショップが展開する『ECUデータ変更』の2パターンだ。

HKSのVACなどを使ったリミッターカットは、ECU解析が進んでいないデビュー初期に人気を集めたが、R35チューニングが成熟期に達した現在は、ECUチューンついでのリミッター解除がベストだろう。なお、2015年モデルまではエンジン側のECUとミッション側のTCMの双方での変更が必要だったが、2017年モデル以降はECU側のみでリミッター解除が可能だ。

HONDA NSX

 画面操作だけで手軽に解除可能

フルノーマル状態でも300キロオーバーが可能なNSXだが、国内仕様には当然ながらスピードリミッターが設定されている。しかし、その方法はいたって簡単。ナビモニターを操作するだけでスピードリミッターを解除することが可能で、ECUデータ変更などチューニングパーツは一切不要だ。

センターコンソールのディスプレイから、車両設定→メーター設定へとメニューを進めていけば、スピードリミッターのON/OFFスイッチに辿り着ける。ちなみに、イグニッションオフでリミッターON状態へ自動復帰するため、走行前にはON/OFFを確認しておくことが必要だ。

LEXUS LC500

 サーキットモードの制御を活かす

GPS連動によるスピードリミッター解除が行えるLC500。この純正で備わっているサーキットモードを活用して、走行ステージを問わず時速140キロほどから自動でサーキットモードを使用するようにできるのが、ブリッツやトムスが販売しているカプラーオンタイプのリミッターカットだ。

これらは純正制御を活かしているので、制御トラブルやその他の機能を損ねる心配もなく安心して装着できる。作動時は、メーター画面にサーキットモードランプが点灯し、純正マフラーバルブが全開状態で固定される。なお、サーキットモードを搭載していないハイブリッド仕様のLC500hについては非対応だ。

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