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ラグジュアリーさを感じさせるエアロフォルム
リップを加えればスポーツ性もアップする!
スポーツカー、SUV、輸入車と、様々な車種向けのアイテムを開発するダックスガーデン。あまりラインナップに一貫性がないようにも映るが、代表の有働さんが興味を持った車種に、“ダックスガーデン流”のスタイルを付与。とくに軽の2シーターオープン用パーツはもれなく開発している(興味があるのだ)のである。
全てに共通するキーワードは“スポーツ”。もちろん、S660もスポーツ路線で開発されている。
前後バンパーを中心に、大胆なイメージチェンジが図れるのが特徴だ。テーマは『小柄で小粋な小悪魔スタイル』。フロントは、純正が逆台形の開口部であるのに対し、台形型を採用。その両サイドにダクトを連想させる形状を設定+黒く塗り分けることで、欧州車的なラグジュアリーさとスポーツ性を両立させた。
そこにリップスポイラー(純正バンパーにもセット可能)を組み合わせれば、より“スポーツ”を印象付けることができるというわけだ。
アイラインはシャープな目元を作るのに貢献。これだけでも雰囲気は一変するから面白い。
サイドは、フラップ状のスポイラーに加え、インテークダクトも用意。こちらは純正比120%の開口部を誇る機能性アップも期待できる逸品だ。
ユニークなのは「Aピラートップはちまきスポイラー」。幌より10mm高くなるよう設定されており、雨、風の侵入を防ぐのに効果的な機能パーツでもある。
その他、お洒落とは言い難いワイパーを隠すボンネットスポイラーも用意。大きすぎない絶妙なサイズ設定が魅力的だが、“上質さ”をアピールする際にも威力を発揮する。
リアセクションは、純正ではナンバー周辺が逆台形になっているが、当バンパーは台形を採用。両サイドにスリットを設定し、そこに横置きした反射板をインストールするなど、大胆なイメージチェンジを果たした。トランクスポイラーは小ぶりなサイズで、リアビューへのさり気ないアクセントとなっている。
このデモカーの状態でも、バンパーのみ、バンパー+リップと2つの顔が楽しめ、アイラインの有無でも表情を変えることができる。さらに、純正バンパー+グリル、リップあるなし等々、様々なスタイルが選べる態勢になっているのだ。
クラシカルな書体が印象的な“Honda”エンブレム。“エスロク”タイプで、愛車にもうひとつ個性を、と考える人にピッタリの小物パーツだ。
β純正ペダル対応のアルミ製ペダルカバーも開発。フットレストまで含めた4点セットで、車内足元のスポーティ度を飛躍的に高める。
ホイールはモンツァジャパンのJPスタイル バークレーを履く。S660専用サイズで、フロント用15インチ、リア用16インチをラインナップ。
純正プラスαを狙うか、ラグジュアリースポーツを狙うか、生粋のスポーツを狙うか。今後、オーナーは大いに悩まされることになるだろう。
●取材協力:モデリングファクトリー イバフル ダックスガーデン事業部 茨城県鉾田市烟田2339 TEL:0291-32-6478
【関連リンク】
ダックスガーデン
http://www.ducks-garden.co.jp/