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大人の余裕を感じるレクサスRC300 Fスポーツ改
スーパー耐久認定の実力派エアロで武装!
長きに渡って、トヨタ&レクサス用のハイエンドエアロパーツを展開してきたレクソン。その特色は、ノーマルのフォルムの持ち味を最大限に引き出しつつ、自身はあくまでバイプレイヤー的な役割に徹するというクールな姿勢にある。
ここで紹介する2018年式のRC300 Fスポーツは、そんなレクソン製のボディキットをフル装備したチューンドだ。手がけたのは、大分県の実力派カスタムビルダー“スタンス”。
エアロパーツの構成はフロントリップスポイラー、サイドスプリッター、リヤアンダーディフューザー、リアサイドスプリッターの4点。各パーツのエンド部分をカナード風に立ち上がらせるデザインは、レクソンエアロの特徴だ。
各部の美しい造形を見ていると、完全なる“ドレスアップ仕様”に感じてしまうが、それは大間違いだ。実のところ、このRC用ボディキットはスーパー耐久認定部品という超高機能モデル。本物なのである。
しかも、2019年のシリーズ第3戦(富士24時間レース)では、このボディキットを組んだレクサスRC350が表彰台を独占し、圧倒的なパフォーマンスを見せつけたほど。
確かに、フロントリップスポイラーはセンター部に薄型の開口部を設定してフロア下にエアを取り込む構造になっていたり、リヤアンダーはセンターフィンが純正アンダーカバーの整流フィンと結合し、より高い空力性能を発揮するようになっていたりと、デザインは相当考えられている。
スポーツ走行を好むRC乗りたちから、絶大な支持を得ているという話も納得だ。
なお、取材車両はストリート仕様ということで、魅せる方向性でカスタムされており、RS-R車高調でローフォルムを構築した上でホイールには20インチのヴォッセHF3をインストール。もちろんこれが実走車高だが、高級スポーツクーペらしい快適な乗り味は損なわれていない。
美しい4本出しテールのマフラーは、レクソンQUADエキゾーストシステムだ。サウンドは絶妙で、確実な存在感を放ちながらも主張しすぎない“大人の音色”を響かせてくれる。
シンプルなメイキングながらも、RCの魅力を損なうことなく空力まで含めて走行性能を引き上げた至宝のレクソン仕様。“RC F”とはまるで異なる、大人の余裕すら感じる絶品の仕上がりだ。
●取材協力:レクソン TEL:042-740-0351/スタンス TEL:097-574-4095
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スタンス
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