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エアロ業界のトレンドメーカーT&Eが手がけた渾身作
拘り満載のマシンメイクにも注目!
日本国内はもちろん、海外でも絶大な支持を得ているT&Eのエアロブランド「ヴェルテックス」。同社エアロの特徴は、クルマの存在感を「頂点=VERTEX」まで引き上げるシンプルかつ繊細なデザイン。派手すぎず、飽きのこない大人でエレガントなスタイルだ。
そして、そのヴェルテックスをベースにエッジ感を強調し、サーキットでも映える際立った印象を与えたのが「LANG(ラング)」。ヴェルテックスのワイド版が「RIDGE(リッジ)」、ラングのワイド版が「EDGE(エッジ)」という位置付けのブランド構成になっている。
このJZX100マークIIが装着しているのは、フロント片側40mm、リヤ片側50mmワイド化によって圧倒的な存在感を与えてくれる「ヴェルテックス リッジ」。まるで最初からこういうデザインのクルマかと思えるほど自然なスタイリングはもちろん、より太いタイヤを履かせることが可能になるのも魅力だ。
なお、デモカーはヘッドライトやウインカー、リヤテールランプを自社で取り扱うスモークフィルムでブラックアウト化。フロントグリルもマットブラックでペイントし、全体を引き締めている。
ドリフト走行でクラッシュした際にも交換しやすいよう、リヤフェンダー等をパネル設計にしている点も注目。ちなみに、リッジのフロントバンパーはアンダーディフューザーなどの装着を前提に、路面とのクリアランスを広めに製作されている。
ワイドフェンダー化した際に生じる、リヤフェンダーとパネルの隙間を埋めるための専用カバーまで用意(オプションパーツ)しているのもT&Eの拘りだ。
フューエルリッドをフェンダーに合わせて外側にオフセットさせるためのカラーはキットに同梱。見れば見るほど考え抜かれたエアロシステムだ。
フェンダーアーチは純正ホイール最大サイズより2インチアップに合わせてデザイン。また、マークII用は他のリッジエアロと違い、サイドステップ形状が差し込み式ではないのも大きなポイント。これは、他社エアロとミックスできるようにという配慮だ。
先進性を追求してサイドミラーはトヨタ86用を流用。ワンオフかと思いきや、取り付け用台座カラーは製品化が予定されている。
ボディ各部にはヴェルテックスロゴをあしらったステッカーボムでドレスアップ。傷やエアロパーツの割れを隠すのにも最適なアイテムだ。製品は様々なタイプが用意されているが、代表的なのは大型シート(420mm×600mm:2750円)と帯状テープ(50mm×1300mm:1320円)の2モデル。
もちろん製品のクオリティも徹底追求。通常のエアロメーカーが、ひとつの型から抜く本数の半分ほどで型のメンテナンスを行っているほどだ。さらに、季節によって樹脂と硬化剤の配合比を変えるなど細かい手間も惜しまないからこそ、フィッティング抜群で違和感を感じさせない仕上がりを実現しているのである。
●取材協力:カーメイクT&E TEL:0550-70-5678
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