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古さを感じさせないオーナーのセンスが光るチューンドFD3S!
フルノーマル状態から自分好みにカスタム
このやる気に満ち溢れたFD3Sは、榛名ロータリーミーティングで出会った若きロータリーフリークの愛機。20代のオーナーが、18歳の時に購入してフルノーマルから仕上げているチューンドだ。
超アグレッシブなフォルムを実現しているボディキットは、フジタエンジニアリングのアフラックスGT3。フロントが片側45mm、リヤが片側65mmと大幅なワイド化が図られている。ホイールは18インチのエンケイGTC01でサイズは前後共に11Jプラス16。ワイドボディ仕様だからこそのチョイスだ。
超大型のリヤウイングは老舗エスプリのオリジナル。強度を重視してフレーム直付けとし、バックパネルからステーを立ち上げるバーチカルマウントを採用している。
心臓部の13B-REWエンジンはブーストアップで310psというライトな仕様だが、制御には最新フルコンであるLINKを使用しているのがポイント。冷却系はトラストのキットを使ってVマウント化を慣行。ちなみに、これはオーナーが自らの手で組んだという。
インテリアはシンプルさを求めたモディファイの道半ば。本来2DINスペースに埋め込まれるオーディオは、助手席エアバック位置に移設。空いたセンターパネルにはETC等のアクセサリー類をマウントしている。現状は剥き出しとされているが、いずれファイバーワークでパネルを製作するそうだ。
今後も“スパルタンでありながらもストリート映えするチューンド”を目指してマシンメイクを進めていくと語ってくれたオーナー。18歳から愛情を注ぎ続けているFD3Sの進化は、まだまだ終わらないというわけだ。