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フルノーマル車とパーツ装着車を乗り比べ!
アルミテープチューンはオカルトではなかった事実
モデルデビューから3年が経過し、チューニングが本格化してきた感のあるコペンGRスポーツ。各メーカー&ショップからは続々と専用チューニングパーツが市場に投入されているが、トヨタ系ワークスチューンのブランド“TRD”も様々なアイテムを拡充してきている。
まず売れ筋のエアロパーツから。フロントスポイラー、フロントコーナースポイラー、サイドスカート、リヤサイドドスポイラー、トランクスポイラーの5点から構成されるこれらのアイテムは、GRコペンに低重心感を演出し、見た目のスポーティさを大幅に高める。もちろん機能面も計算された設計となっており、直維安定性など車両本来の性能を引き出す。
さらに、多くのワークスチューニングブランドが採用を進めている、微振動の減衰に役立つ「パフォーマンスダンパー」も前後に導入済みだ。
これは、車体の振動や変形を“吸収”することで快適性や操縦安定性をアップさせるパーツ。コペンはもともと軽快なスポーティさを持っているが、このパフォーマンスダンパーを装着することで、微振動や騒音を抑え、しっとりした上質な乗り味を実現する。
このパフォーマンスダンパーは、ヤマハ製のユニットだが、それをベースにコペンGRスポーツに合わせてTRDのノウハウで減衰力をチョイスし、取り付けやすく、しかも効果的な場所に装着できるように開発されている。
フロントはサスペンションメンバーのロアアーム取り付け部近辺を繋ぎ、リヤ側はフレーム後端を結ぶ形で装着する。
GRディスチャージテープ(4枚セット:5500円)もユニークだ。俗に”アルミテープチューン”と呼ばれるもので、ボディへの帯電を取り除くことで特に空力的な効果を得られるというシロモノ。GRのロゴ入りになっているので、ドレスアップとして好みの場所に貼っても良いし、最大限に恩恵を得たければ推奨位置があるのでその場所に貼ると良いだろう。
今回の企画は、そうしたTRD最新パーツが組み込まれた仕様違いのコペンGRスポーツ(A車:フルノーマル/B車:パフォーマンスダンパー装着/C車:エアロパーツ&パフォーマンスダンパー&アルミテープ装着)をターザン山田が乗り比べるというのがテーマだ。
まずフルノーマルのAと、パフォーマンスダンパー装着車のBを乗り比べたターザン山田は「走り出した瞬間から全然違う。正直パフォーマンスダンパー以外もやってるんじゃないの!?って思っても不思議じゃないほど。不快な振動とかが抑えられてるから、車内の音からまるで違うんだ。例えるなら、10年落ちのクルマをフルレストアしたかのような感覚だね。とにかく引き締まった走りをしてくれる」と絶賛。
そのまま、TRDパーツをフル装備したCに試乗。走行後に感想を尋ねると、「正直、AとBほどの極端な違いは無い。だけどやっぱり違う…。エアロパーツの影響もあるんだろうけど、それだけじゃないんだよなぁ。認めたくないけど、アルミテープの整流効果が効いてんだよ…。ロールしてから姿勢が戻る時の収まりが良かったり、そういうところに違いを感じたね」とコメント。
正直、TRDがこのオカルト的なパーツの展開を始めた時には「あ〜TRD終わったわ」と悲観したのだが、“忖度”という概念のないターザン山田が本気で効果があると断言するのだから、信じないわけにはいかない。コペンGRスポーツ乗りは、ぜひ装着してその身で体感していただきたい。
●問い合わせ:トヨタカスタマイジング&ディベロップメント・TRDコールセンター TEL:050-3161-2121
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TRD
https://www.trdparts.jp/