「ウェッズスポーツの2023年モデルをスクープ!」力強さと繊細さを両立する『SA-27R』の産声

スポーティながら高級感溢れる2×7スポークデザイン

15インチ×5.0Jから18インチ×9.5Jまで幅広いラインナップ

「ストリート・アドバンテージ」の頭文字を冠したウェッズスポーツの人気シリーズ“SA”のラインナップに、2023年モデルの「SA-27R」が加わることとなった。

その名の通り、SA-27Rはストリートユースを意識したデザイナーズモデルではあるものの、レーシングホイールも多数手がけるウェッズスポーツのラインということで、その拘りは多岐に及ぶ。

製造方法的には鋳造1ピースホイールではあるものの、リム部分にはウェッズ独自の工法“AMF(アドバンスドメタルフォーミング)”を採用。これはアルミの塊に圧力をかけながら伸ばして成形するセミ鍛造とも言える工法で、鍛造並みの強靭さと軽さを兼ね備えながら、リーズナブルな価格を実現するための技術だ。

スポークデザインは、SAシリーズ初となる2×7のラフメッシュを採用。スポークをリム部ギリギリまで伸ばすことで、実サイズよりも大径かつスタイリッシュに見せるアプローチはウェッズスポーツが得意とするところ。

デザインを構成する各スポークは、最新の解析を駆使して設計されたもので、十分な強度と剛性を確保しながらもグラム単位にまで拘って軽量化が敢行された。ゆえに贅肉は削ぎ落され、筋肉質でありながら流麗といったまさにアスリートの肉体を彷彿とさせるスポーツホイールへと昇華していったのだ。

ナットホールぎりぎりまで攻めた小径センターパートにより、最上級の足長感を演出。流行りのコンケイブデザインとは一線を画す手法で、ホイール全体に深みを持たせている。

BLCII(ブルーライトクロームII)
EJ-BRONZE(イージェーブロンズ)
PSB(ピーエスビー)

気になるカラーは、ウェッズらしいアンダーカット+ブルー帯の『BLCII』を始め、陽の光や水銀灯の下など光源の違いによって異なる風合いを見せる『EJ-BRONZE(イージェーブロンズ)』、光輝感が強い『PSB(ピーエスビー)』、青みがかったブラッククリアの『WBC(ウォースブラッククリア)』の全4パターンを設定。サイズに関しても、軽自動車用の15インチ×5.0JからGR86/BRZに最適な18インチ×9.5Jまで多彩な展開だ。

近年、部材の高騰などでチューニングパーツメーカー各社が製品の値上げに踏み切っているが、SA-27Rの価格は軽自動車用の15インチで2万円台、最大サイズとなる18インチ×9.5Jでも4万2900円〜と驚くほどのロープライスを実現している。コストパフォーマンスとは、まさに『SA-27R』にこそ相応しい言葉なのかもしれない。

製品仕様
WedsSport SA-27R
15×5.0J〜6.0J:2万5850円〜2万9150円
16×5.0J〜6.5J:2万9700円〜3万3550円
17×6.5J〜7.5J:3万5750円〜5万3350円
18×7.5J〜9.5J:4万700円〜5万9400円

●問い合わせ:ウェッズ TEL:03-5753-8201

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【関連リンク】
ウェッズ
http://wedssport.jp

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