「これぞWRX STIのあるべき姿」WRC魂ほとばしる高機能エアロパーツでVABをキメる!

エスクラフトの拘りが凝縮されたVABファイティングスタイル

WRCテイストを取り入れたエアロで迫力のスタイリングを構築

巨大なウイングやグラマラスなワイドボディ。ランエボと速さを競い合った歴代インプレッサと比べると、少し大人しくなった印象も拭えないWRX STI。もう少し迫力があっても良いのに…と思うユーザーも少なくないだろう。

そこで注目したいのが「ないる屋」のエアロパーツである。オリジナルが持つ洗練された雰囲気は損ねずに、WRカーのエッセンスを取り入れたスポーティフォルムを追及しているブランドだ。

「大胆なデザインを採用しつつ、やりすぎ感を抑えるのには苦労しましたね。プレスラインの入れ方ひとつにも拘ることで、違和感ないように仕上げました」とは、ないる屋を展開するエスクラフトの宇山代表。

細部を見ていく。グリル一体型となるフロントバンパー(10万2850円)は、奥行き感のあるデザイン。ダクト開口面積を広く確保することで、冷却効率を高めているのも特徴だ。専用カナードやカップスポイラーも用意する。ちなみに、デモカーが着するバンパーは22Bをモチーフとした丸形フォグを埋め込んだワンオフ仕様だ。

オリジナルのサイドステップ(7万180円)も設定されるが、このデモカーでは純正サイドにカーボンのグランドエフェクトスポイラー(6万500円)を組み合わせる。これによりマシンの一体感が高まった。

アグレッシブな造形が印象的なリヤバンパー(10万430円)は、フロア下の空気をスムーズに引き抜くためのディフューザー一体形状を採用。パラシュート効果を抑制するために、バンパーにはアウトレットダクトも設けられている。

後方にスリットダクトを追加したフロントフェンダー(9万1960円)は片側8mmワイドの設計。純正のプレスラインを活かしたデザインとすることで、自然なボリューム感を実現している。

また、片側10mmワイドとなるリヤフェンダートリム(2万7830円)も用意。こちらは純正フェンダーの上に貼り付けるだけの手軽さ。タイヤがはみ出しそうな時にも活用できる。

FRP製(9万6800円)の他、ドライカーボン製(22万円)もラインナップするボンネットは、熱気を排出するためのアウトレットダクト付き。センターバルジ一体型のデザインとなっており、効率よく吸入空気を取り入れられるのもポイントだ。雨水の浸入を防ぐカバーも付属するので、エンジンルーム内が汚れてしまう心配もない。

ワンポイントのドレスアップにも最適なベンチバルジ(2万4200円)も設定。WRカーを彷彿させるこのアイテムはルーフに貼り付けるだけの手軽さ。白ゲルコート仕上げだ。

GDBのWRカーをモチーフとしたというスプリッターウイング(16万6980円)は、何と6ピース構造という渾身の作。圧倒的な存在感を醸し出すのはもちろん、強力なダウンフォースも期待できる。トランクの上に覆うように装着するタイプで、純正色塗装済のみを設定だ。

エンジンルームの熱気が効果的に排出できるようになるフェンダープロテクター(4万293円)は人気アイテム。カーボン素材を採用しているため、エンジンルームのドレスアップにも最適だ。

これらのエアロパーツをフル装備したデモカーは「これぞWRX STIのあるべき姿」と思えるほど、完成度の高いフォルムを構築する。これらの多くはWRX S4はもちろん、レヴォーグにも装着可能(もしくは専用品を設定)であることも、最後に付け加えておこう。

●取材協力:エスクラフト 埼玉県入間郡三芳町北永井520-2 TEL:049-259-7313

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