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大幅なボリュームアップでGR86を鍛え上げる！
斬新な造形美にシザースドアを追加して唯一無二の存在感を放つ
個性的なエアロパーツを展開する“リザルトジャパン”が、GR86用のワイドボディキットを東京オートサロン2023の舞台で発表した。
キット構成は、フロントバンパー、フロントフェンダー、サイドスカート、リヤフェンダー、リヤフェンダーダクト、リヤデフューザーの6点で、価格は63万8000円。ワイドボディに合わせて専用設計された1800mm幅のGTウイング（22万円）も用意され、2023年春を目処に順次リリースしていくそうだ。
細部をチェックしていく。フロントバンパーは、直線基調のラインと奥行き感のある造形が特徴。ワイドボディキットとのバランスを考えて100mほどロングノーズ化している点も見逃せない。
アイラインやボンネット、ルーフスポイラーは従来から販売されている製品だが、ワイドボディと合わせても違和感は全くなく、それどころか攻撃的なルックスがより強調されているかのように見える。圧巻の面構えだ。
フロントフェンダーは片側65mmのワイド仕様だ。タイヤハウス内のエアを抜くアウトレットダクトを設け、フロントリフトの抑制にも貢献する。
サイドスカートもワイド専用となり、上部のサイドステップパネルと下部のアンダーディフューザーが一体となったデザインだ。
片側75mmワイドのリヤフェンダーは2ピース構造となり、エンド部にエアシュラウド（フェンダーダクト）を装備。
ホイールはワイド感を増幅させるために、深リムのボルクレーシングTE37V（11J×18-7）をチョイス。PCD114.3への変換アダプターを介しているため、PCD100のホイールなら11Jのマイナス20でも問題なく飲み込めるだろう。
リヤセクションは純正バンパーを活かしつつ、アンダーディフューザーをプラスしてトータルのシルエットを整えている。
機能性を追求しながら、ワイドボディで陥りがちなボテっとした印象を一切感じさせないデザインワークはさすがリザルトジャパン。その姿態は、まるでレーシングカーのごとく。速さを導くだけではなく、「チューンドとは格好良くなければならない」という美学を強く感じさせてくれるエアロプログラムである。
TEXT&PHOTO：Daisuke YAMAMOTO (山本 大介)
【関連サイト】
Result Japan
https://www.resultjapan.com