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エアサスで着地も可能な極低RZ34
今後はパワーチューングも本格化か!?
2022年8月の納車以降、RZ34チューニングを推し進める“トラスト”。現在は2台体制でブーストアップ仕様の可能性を探っている段階だが、新たな取り組みとして現代的なカスタムアプローチにも着手。気鋭のスタンス系チューナー“ムーンテック”とタッグを組み、最先端のスタンス仕様をRZ34で作り上げたのだ。それがこの”グレッディStance RZ34”である。
「昨年視察したスタンス系イベントで、トラスト製パーツとGReddyステッカー装着車が多いことに驚きました。そこで新たなチャレンジとして立ち上げたのが、このRZ34ベースのドレスアップカスタム。エアロパーツのパンデム、そのフィッティングと足回りを担当したムーンテックとのコラボで、グレッディ流のスタンス系カスタムが実現しました」と、広報担当の川島さんは説明してくれた。
エクステリアを覆うボディパーツは、パンデムの東京オートサロン2023発表モデルでフル武装。Gノーズを軸にしたバンパーが非常に個性的なデザインだが、ネオクラと先進性が共存するようなこの独創的フォルムは圧巻の一言だ。ミッドナイトブルーのボディカラーは、アートファクトリーグラフィックスによるフルラッピングとなっている。
足回りはムーンテックが展開する、プルーム製のエアサスペンションとエアリフトパフォーマンスの制御システムで構成。
ホイールはスタンス系では定番となるワークマイスターS1(F10.5J×19−46 R12J×19−65)だが、トラストのデモカーとしては非常に珍しいチョイスだ。タイヤはミシュランパイロットスポーツカップ2(F265/30 R295/30)を組み合わせる。
4本出しのエキゾーストシステムは、Stans RZ34のために専用のバンパーガーニッシュまで含めて新たに製作したスペシャル。来場者の反応が想像以上に良かったため、保安基準適合モデルとしてのリリースを検討しているそうだ。
インテリアの変更点は少ないが、edirb172(セミバケットシート)とグレッディレーシングハーネスでスポーツイメージを高めている。
ジャンルに捉われず、様々な方向性からクルマ遊びを提案し続けるトラスト。パワーアップがチューニングの全てではない。こうしたカスタマイズに惹かれる人は、決して少なくないのではないだろうか。
●問い合わせ:トラスト TEL:0479-77-3000
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トラスト
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