「USポリス仕様のプロボックス、現る!」パトランプにサイド出しマフラー装備!?

ポリス仕様で異彩を放つヤンチャなお祭り仕様!

世界唯一であろうプロサク専門店のデモカー

おそらく世界に唯一であろう、プロボックス&サクシードに特化したカスタムショップ“MJジャパン”。独創的なエアロや内装の小物など様々なオリジナルパーツを開発しているが、その集大成的な存在がこのポリス仕様のプロボックスだ。

JPSC(全日本プロボックス・サクシード選手権)参戦用の“お祭りグルマ”と割り切って製作されたこのプロボックス、「ドライバーが素人なので速さよりもいかに目立てるかを考えていった結果、こんな感じになっちゃいました。パトランプも重量や空力的にはデメリットしかありませんが、そこはプロボックスで遊ぶと割り切って、みんなが見て楽しめるクルマ作りに振り切ってみたんですよ」とは、MJジャパン高須代表。

あくまでもスタイリング勝負と割り切っているため、エンジンやミッションに関してはノーマルのまま。ただ、足回りやボディ補強といったハンドリングに関する部分にはしっかりと手を加え、安全かつ走りも楽しめるマシンに仕上げているのだ。

ちなみにパトランプは、目立ち度を最優先したアイデンティティのひとつ。もちろん配線も繋がっているため、点灯させることも可能だ。ただ、レース中は安全のために取り外しての走行となる。

そしてリヤの開口部が広いプロボックスだけに、フロア周りの剛性アップも走りにおいては重要な部分。MSGアクティブ製のフロアバーをセンターとリヤオーバーハング部に取り入れることで、ボディの歪みを抑えている。その甲斐もあって、ノーマル状態よりもサスペンションの挙動が安定し、スムーズなコーナリングが味わえるようになったそうだ。

エアロパーツは全てMJジャパンの製品で構築されている。旧車風モデファイが楽しめるチンスポ風リップスポイラーは、カスタム好きプロボックスオーナーの間では既に定番のアイテム。シンプルなデザインながらもプロボックスの魅力を倍増してくれる。

フロントリップと共に旧車イメージを高めてくれるルーフスポイラーは、ダックテール風デザイン。前後合わせてセットすることで、オールドスクールなチューニングカー風フォルムを完成させることができる。

ドライビングポジションを合わせるためにステアリングはMOMOドリフティングのディープコーンをセット。プッシュスターターやパトランプのスイッチはコンソールサイドに設置されている。

フロントシートは、リクライニング機能とアームレストを持つブリッドのディーゴIIライツクルーズをセット。サーキットでの極限のホールド性ではなく、普段から使える快適性を重視したセッティングだ。

足元にはワーク・エクイップを組み合せノスタルジックなフォルムを作り上げている。サイズはフロント8.0J×15+32、リヤ8.0J×15+27だ。組み合わせるタイヤはトーヨープロクセスR1R(195/50R15)。

サイドにレイアウトされたハス切りマフラーもインパクト抜群。オールドスクールなチューニングカーを意識したコーディネイトは、サーキットだけでなくストリートでも目立つこと間違いなしだ。

●問い合わせ:MJ-JAPAN TEL:052-381-1774

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MJジャパン
http://www.mj-japan.jp

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