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鮮やかキャンディピンクのビジュアルキング見参
オンリーワン仕様を目指して着実な進化を続ける!
“スポーツラグジュアリー”を意識して製作されたSXE10アルテッツァの登場だ。
メイキングを担当したのは、腕利きのカスタムペインター中村さん率いる“カーサービスヒロ”。キャンディピンクのオールペンはもちろん、ヘッドライトカスタムやチルトボンネット&ガルウイング化まで、トータルで手掛けたそうだ。
エクステリアは、独創的な形状を持つフラットスペースのフルエアロにオーバーフェンダーを組み合わせたオリジナルスタイルとなる。エロティックなボディカラーは、キャンディピンクにラメを混ぜたスペシャルだ。
ヘッドライトは内部にCCFLリングを組み込み、カバー部もエッジング加工でドレスアップ。そして、カラード化したカーボンボンネットにはイタリア語でアルテッツァ(高貴)の花言葉を持つユリをピンストライプで描いた。
フェンダーは前後30mmのワイド化を敢行し、シルバーリーフでアクセントをプラス。その他、ドアノブのメッキ化や欧州車風のフェンダーダクトなど、細部まで隙なく手が入れられている。
リヤは純正バックランプをスムージングした上で、テールランプもボディ同色でコーディネイト。さらに、ドアノブ同様にトランクリッドなどをメッキ化し、ラグジュアリー感を大幅に高めた。
インパクト抜群のチルトボンネットは、BMWの純正ヒンジを流用して製作。なお、ヒロではアルテッツァ以外の車種でも施工可能とのことなので、気になる人は相談してみるべし。
アルテッツァでは珍しい20インチ履きの足元も見どころのひとつ。ホイールはUSブランド「Hipnotic C-NOTE」のクロームモデルで、スポーク表面にはスカル模様のカスタムペイントを施して個性を演出している。
ちなみに、これらのボディカスタムは一気に仕上げたのではなく、オーナーとディスカッションを繰り返しながら徐々にステップアップさせてきたそうだ。
「今時そんな懐に余裕がある人はいないからね(笑) このアルテッツァも、オーナーの希望を聞きながら時間をかけて進化させてきたって感じ。リーフやピンストライプはオールペン後に追加したくらいだからね。全体のバランスを崩さないように気を付けているよ」と中村代表。
大技だけではなく、そこに細かな技を組み合わせて完成度を高めまくったSXE10型アルテッツァ。カーサービスヒロの技術力とオーナーの執念には感服するしかない。
●取材協力:カーサービスヒロ 東京都板橋区高島平2-3-2 TEL 03-6906-8950
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カーサービスヒロ
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