「ZC33Sスイスポ専用設計かと思うほどのマッチング!」アドバンレーシングTC-4の魔力

伝統のデザインに革新性をプラス

コンパクトスポーツにも最高のマッチングを誇るTC-4

ADVAN伝統のTCシリーズの第4作目として投入されたTC-4。スポーツホイールの王道である5スポークモデルは、シンプルゆえに差別化が難しい形状とも言われる。

そんな中、TC-4が揺るぎない存在感を見せるのは、細部に渡ってミリ単位の造形への拘りが注入されているからに他ならない。

リムエンドの付け根から大胆に立ち上げられた逞しいスポークは絶妙な湾曲を描き、ホイールセンターへと落とし込まれる。サイズごとに理想のフェイスデザインを用意することで、美しいコンケイブを描き出している。

さらに革新的とも言えるのが、スポークサイドに刻み込まれたサイドカット。スポークの付け根と先端の2ヶ所に分けて切削加工を施すことで、まるで鍛え上げられたアスリートの筋肉のような、抑揚のあるデザインを具現化している。このサイドカットが軽量化に貢献することは、もはや説明するまでもないだろう。

フルフェイスデザインにリム付きホイールのようなダイナミックな湾曲をプラス。サイズによっては、より深みのあるGT-Rフェイスも用意される。

リムには「ADVAN Racing」の浮き文字が入る他、リムフランジ外周にはダイヤモンド切削加工が施される。

レーシングキャンディレッド&リング
レーシングホワイトメタリック&リング
レーシングガンメタリック&リング

カラーラインナップも、スポーティなホワイトメタリックや個性が際立つキャンディレッド、シックなブラックガンメタリックなど、全5色を用意する(レーシングキャンディレッド&リングについては一部、設定がないサイズもあり)。様々なボディカラーに合うのはもちろん、オーナーの求めるカスタムの路線に合わせて適切なものをチョイス可能だ。

ADVANのホイールデザイナー萩原さん

「GTの人気が高まるにつれて、同じ5スポークであるTC-IIIの存在感が薄れてしまいました。そこで、全く新しいコンセプトで開発したのがTC-4です。駄肉を削ぎ落としたシンプルデザインは、あらゆるスポーツモデルにマッチすると考えています」とデザイナー兼プロデューサーの萩原さん。

このHKSデモカーのように、18インチを装着する場合は3度半のネガティブキャンバー角やフェンダー爪折りが必要となるが、TC-4には17インチもラインナップされている。そちらであれば手軽に装着できる上に、価格も非常に手頃。よりフレンドリーな存在となった名門ADVANのホイールを前に、迷う理由など一つも無い。

製品仕様
ADVAN RACING TC-4
15×6.0J〜15×8.0J:3万9050円〜4万1250円
16×6.5J〜16×8.0J:4万7300円〜4万8950円
17×6.5J〜17×7.5J:5万4450円〜5万5550円
18×7.0J〜18×10.0J:6万1050円〜6万4350円

●問い合わせ:YFC TEL:03−3431−9981

「S660には美しい6本スポークホイールを!」アドバンレーシングRG-D2という王道の魔力

【関連リンク】
YFC
http://www.yokohamawheel.jp/

キーワードで検索する

著者プロフィール

weboption 近影

weboption