「お坊さんの相棒はロードスター改コブラ仕様!?」プライベーター魂ほとばしる超大作!

試行錯誤しながらDIY製作したオリジナル“コブラ”ルック!

エンジンもフルメカチューンのBPを搭載

国産車離れしたプロポーションを持つこのNA8C型ロードスター、オーナーは何とお坊さんだ。20年以上前に購入し、時間をかけながらコツコツとDIYで自分色にチューニングを進めてきたそうだ。

「チューニングは10代の頃からハマってました。オートバイ、カート、エコカー競技など、モーター遊びを満喫してきました。OPTIONは創刊号から愛読していますよ」とのこと。

細部を見ていく。エクステリアはインパクト抜群のシボレーコブラ仕様だ。このボディは10年ほど前にノリと勢いでDIY製作したもので、ピットクルーのバンパーをベースにN2フェンダーと一体化。そのラインに合わせてボンネットも大胆に形状変更している。

リヤセクションも、純正バンパーとダックテールスポイラーをスムージング加工した上で、軽自動車用の丸型テールランプをインストール。ここまでくると、もはや正体不明のヨーロピアンオープンスポーツモデルだ。

足回りはテインの車高調を軸にセットアップ。リフレッシュを兼ねてブッシュ類はピロ化済みだ。足元で存在感を主張するディープリムのホイールはワークマイスターS1(F8.5J R9.5J)。タイヤにはプロクセスR1-R(FR195/50R15)を組み合わせる。

ボンネットの下に収まるBPエンジンは、1.8Lから2.0Lまでボアアップした上でヘッドに戸田レーシングのハイカムを投入。そこにAE101の4連スロットルを組み合わせて、トルクフルなスポーツインジェクション仕様を作り上げた。エクステリアの迫力に見合うフルチューンスペックと言える内容だ。

インテリアメイクも抜かりなし。アルミパネル仕上げのセンターコンソールには追加メーターを5連でセット。ステアリングはブリティッシュビンテージデザインのモトリタで、ホーンボタンには本物のコブラ用をインストールしている。

さすがに袈裟(けさ)姿でこのロードスターを乗り回すことはないだろうが、日本にはこんなイカした“走り屋お坊さん”がいると分かっただけでも、なんだか嬉しくなってしまう!?(OPTION Super FES.より)

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