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ステージ別に9種類のバリエーションを用意
実力派ショップも愛用する高い完成度と豊富な対応車種
あらゆる走りのステージを想定し、最短のアプローチでベストなセッティングを提供する。“D2ジャパン”が誇る車高調は、驚くなかれ、ステージ分しカテゴリーごとに9種類のアイテムをラインナップ。ストリートとサーキットを区別するメーカーは珍しくないが、ドリフトやドラッグに特化したモデルや、ラリーで舗装路と未舗装路を分けた設定を用意しているのは、D2ジャパンの他にないだろう。
さらに凄いのは、対応車種の豊富さだ。国産スポーツカーの有名どころはもちろん、旧車や輸入車から見かけることも珍しい希少車まで、合計すると1000を超える車種対応を持つという。それでいて作りや基本性能には妥協がなく、実力派ショップのデモカーに選ばれている例も少なくない。
気になるスペックについて、もう少し紹介しよう。単筒式ダンパーやアルミ鍛造ロックシートなどで軽量化を追求し、ネジ部には錆びに強い塗装が施され耐久性もアップ。ストローク量をそのままに車高を変化させられる全長調整式、減衰力の調整は36段階、車種によっては調整式のピロアッパーマウントを装備と、基本装備は文句のつけようがないはずだ。
なお、スプリングには走行性能と乗り心地を両立した独自の樽型タイプを採用する。スプリングレートは車高調を購入する際にオーダーが可能だ。
その他、異音を消して振動を吸収するためにピロボールの周囲にゴムを使ったり、ストロークが少ない車種には別タンクを用意するなど、高機能サスペンションを徹底追求している。
こうなってくると、セレクトに対しての悩みも発生知るだろうが、走り屋の大多数を占める「基本は街乗りだけどスポーツ走行も楽しみたい」という層なら、『ストリート』を選べば間違いない。価格はリーズナブルながら、しなやかな乗り味で不快感がなく、攻め込めば素直な操縦性で小気味よいコーナリングを味わえる。ラジアルタイヤでのサーキット走行なら十分に対応する懐の深さを持つ。車種によるが、プライスは15万8000円~と、リーズナブルだ。
このコストパフォーマンスの要因は、台湾の工場にて生産していることなどにもある。しかし、良く聞く粗悪海外製品とは異なり、品質管理は日本のそれと同等かそれ以上のレベル。ちなみに、部品として使われるゴム類など、素材に耐久性が求められる部品は日本製のものを使用するなど配慮もなされている。
性能と品質、そして価格を高次元でバランスさせたD2ジャパンの車高調、足回りのチューニングを考えているユーザーは選択肢のひとつに加えてみてはいかがだろうか。
●製品ラインナップ
ストリート:15万8000円~/スポーツ:21万8000円~/ドリフト:28万8000円~/サーキット:28万8000円~/スーパースポーツ:36万8000円~/ドラッグ:28万8000円~/ラリーアスファルト:28万8000円~/ラリーグラベル&ラリースノー:28万8000円~/スーパーレーシング:52万8000円~
●取材協力:D2ジャパン TEL:022-779-6512
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D2ジャパン
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