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オンリーワンを追求した完全無欠のセブン!
RE雨宮スーパーグレッディを自分色に
この正体不明のスポーツカーは、オンリーワンのストリート仕様を目指したオーナーが、ロータリー系のトータルカスタマイズコーディネーターとして知られる“伊藤笑会”と二人三脚で仕上げたFD3Sベースのチューンドだ。
エクステリアは、ポルシェ997顔が特徴のRE雨宮スーパーグレッディを軸に構築。ただでさえ徳が高いボディキットなのだが、オーナーの水間さんはそれで満足せず、キットとは違うRE雨宮のフェイシャーN1バンパー&アンダースウィープを拡張加工して組み合わせたり、ポルシェ用のLEDウインカーを埋め込むなど、新しいスタイルを創造したのだ。
RE雨宮の電動ガルウイングも自慢のパーツ。フェンダーもスーパーグレッディ仕様なのだが、別シリーズのフェンダーの一部を組み合わせつつ、さらにオーバーフェンダーを貼り付けて超ワイド仕様を作り上げた。
リヤバンパーもスーパーグレッディボディキットをベースにリメイク。ボディと一体化したようなテールレンズは、RX-8用のLEDテールを埋め込んで加工している。
ボルテックス製のスワンネックGTウイングが印象的なリヤビュー。ポルシェフェイスと優雅なボディラインが特徴のスーパーグレッディだが、GTウイングを装着することでイメージが一新されている。
エンジンチューンも抜かりなく、ノーマルポート+TO4Rタービンの組み合わせで約390psを発揮。HKSのVマウントシステムやRE雨宮の3層アルミラジエター等で熱対策も万全。制御はアペックス・パワーFCで行なっている。
運転席&助手席はブリッドのフルバケ「VIOSIII REIMS」に交換。高級スエード調ブラック生地にショルダー&ロゴのブルーがハイエンド感を演出する。その他、ナルディのステアリングやアルパイン製ナビBIG X(8インチ)埋め込み&エアコンパネル移設など、内装も見どころ満載だ。
ホイールは、シャープな15本のフィンが特徴的なエンケイRS05RRの18インチ。タイヤはフェデラル595RS-Rで、サイズはフロント265/35、リヤ285/30。サスペンションはDG-5のRE雨宮スペックで、スプリングレートはフロント16kg/mm、リヤ18kg/mmとのことだ。
「とにかく人とは被らない、自分だけのクルマに仕上げたかった」とはオーナーの水間さん。ちなみに、現在のスタイルには少し飽きてきたそうでリメイクを検討中なのだとか。次の仕様も気になる!(W-Option JAMBOREEより)