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年式は古くても走りは超弩級!現行車を超えるパフォーマンス
FJ20改2.4L仕様で700馬力を絞り出す
グリップが低いセントラルサーキットでゼロヨン9秒7を叩き出し、OPTION誌の最高速企画ではオーバー330km/hをマークした最強DR30スカイラインの登場だ。
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エンジンは、ドラッグチューニングを得意とする“ザウルス“によるもので、FJ20のまま腰下にOS技研の2.4Lキットを組み込んで排気量アップ。エンジン搭載位置は、車体側に5〜7cm、下方向に9〜10cmほどオフセット。これは低重心化を狙いつつ、空いたスペースに巨大なインタークーラーを中置きレイアウトすることで、前後の重量配分も最適化するためのテクニックだ。
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タービンは、ビッグシングルの代名詞T88シリーズの33Dをチョイス。最大ブースト2.0キロ時に700psを発揮(ドラガス使用時)する。FJベースでここまでの高出力を絞り出すチューンドはなかなかいないだろう。
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10年以上トラブルフリーでエンジンもオーバーホールされていないが、コンディションは抜群。つい最近、制御をHKSのF-CON Vプロ3.4に変更するなど、未だにバージョンアップを重ねているというから驚きだ。
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ドラッグでタイムを出すことだけに拘ったマシンだけあり、トランク内には安全タンクが鎮座。その他にもシルビア用のHKS 5速ドグミッションなど、レースパーツがぎっしり詰まっている。
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足回りは近代化チューンを敢行。フロントはサスメンバーからアーム類、車高調まで全てS14シルビア用を移植。リヤはBNR32用サスメンバーをゴッソリ移植してマルチリンク化し、トラクション性能を高めている。自然な前後オーバーフェンダーはオーナーお気に入りのポイントだ。
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レースパックIQ3ダッシュロガーのみでシンプルにまとめたメーターレイアウト。ロールケージはフル溶接留めの8点式。シートにはレカロのRS-Gをセットする。室内は後部座席はもちろんルーフなどの内張りまで全て撤去された非常にスパルタンなメイキングだ。
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RB26などには目もくれず、FJエンジンチューニングの可能性を追求し続ける清水さん。会場内で一番古いベース車両ではあるが、このクルマより速いクルマはなかなかいないはず!? オールドカー賞の受賞マシンは、チューニングで時代を超える、超弩級のドラッグマシンだったわけだ。(W-Option JAMBOREE)
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