「JZA80スープラでラグジュアリー路線を猛進!」エアロトップにレアなトップシークレットのボディキットをセット【レイズファンミーティング2023】

格安で入手したNA&AT車をベースにモディファイ!

エアロトップ×トップシークレットボディキットで圧倒的存在感

パッと見は、ヨーロッパ系のスーパースポーツ。しかし、昔からのカスタムフリークなら「どこかで見覚えがあるな…」と気が付くはず。ベース車両の正体はJZA80スープラ。そう、かつてイタリア・ナルド最高速アタックに挑んだ“トップシークレット”のV12スープラと同じエアロボディを纏っているのだ。

「エアロトップでこのV12ボディキットを装着しているのは、多分、世界でこのクルマだけだと思います」と話すのは、オーナーのヨシヒロさん。

元々、RZグレード(ターボ&6速MT)のJZA80スープラを所有していたが、ルーフが外れるエアロトップ仕様も欲しくなり、格安で中古車屋に並んでいたSZグレードの購入に踏み切ったそうだ。

とはいえ、所詮は格安物件。ボディの程度は悪く、そのままでは乗れないと判断し、大規模なリフレッシュを行うことに。せっかく全塗装するなら人とは違う仕様にしようと、トップシークレットのワイドボディを入手。さらにソリッド&ジョーカー(バリス)のリヤウイングやアブフラッグのリヤディフューザーを追加して、唯一無二のスタイリングに仕立て上げた。

ワイドボディに収まるホイールは、レイズのブラックフリートV810。輸入車っぽいエアロフォルムなので、ラグジュアリー路線の方が似合うのではと、虹色のチタンコーティングリムをオーダ-したそうだ。レクサス純正というフレーク入りのブラックボディと絶妙なマッチングを見せる。

ホイールのサイズは、フロントが9.5Jプラス4、リヤが9.5Jマイナス20。タイヤはフロントがファルケン・アゼニスFK510の235/35−19で、リヤにケンダの265/30−20を組み合わせる。オフセットを攻めすぎていない辺りも、大人の余裕を感じさせる。

内装メイクも抜かりなし。ボロボロだったという純正シートは撤去し、レカロのスポーツスターに変更。3本スポークの革張りステアリングにはトップシークレットのエンブレムをあしらった。ターボのような刺激的な加速感はないが、AT仕様なのでイージドライブが可能。ルーフトップを外して海岸線を走ったら気分は最高だろう。

アブフラッグのリヤディフューザーから覗くエキゾーストマフラーは柿本改。もちろん車検対応スペックだ。

LEDテールは友人に製作してもらったというワンオフスペシャル。その他、ウインカーにはZN6型86純正を流用するなど、よくよく見ればの拘りも満載だ。

「パワー系は手付かずの状態なので、まずはスーパーチャージャーを装着したいですね。スモーキー永田さんがV12用に作ったエアロボディなので、最終的にはV8なんかを載せてみても面白いかなと思っています」と、今後の展望を語ってくれたヨシヒロさん。オンリーワンを目指す男の野望は、まだまだ尽きそうにない。

PHOTO&REPORT:石川大輔

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