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レーシングスタイルにもハマる超ワイド仕様
速さを強調するデザインワークに注目
カスタムファクトリー“スピリット玲”が展開するZ33用ボディキット『華艶(カエン)』に、新設計のオプションパーツとしてカナードとウイングが追加された。ワイドボディにマッチするその形状は、ドレスアップシーンはもちろん、タイムアタック等のレーシングステージでも大いに注目を集めそうな仕上がりだ。
2017年にリリースされた“華艶(カエン)”は、フロント片側55mm&リヤ片側85mmワイドを実現するボディキットだ。純正のラインを生かしつつ、唯一無二のスタイルを構築するデザインは圧巻の一言に尽きる。
新作パーツのカナードは華艶用フロントバンパーに合わせた専用設計で、下側に大型カナードを、上側に小型カナードを配した2段構成となる。端部はバンパーから少し飛び出した部分に設けられ、走行風を捉えるために跳ね上げられているのが特徴的だ。
カナードとのバランスを取るため、かなり大型化されたハイマウントウイング。複雑な形状の脚部に対して、3D形状のメインエレメントが対照的だ。
足回りにはエアフォースのスーパーパフォーマンスキット(エアサス)を投入。ホイール&タイヤはワークのマイスターS1(F11J-39 R13J-51)に、トーヨータイヤのプロクセスR888R(F265/35-19 R325/30-19)という組み合わせ。
専用カナードとウイングの追加で、さらなる迫力を手に入れた“華艶(カエン)”。イメチェンを図りたいと思っているZ33オーナーにとっては、気になる選択肢がまたひとつ増えたと言えそうだ。
TEXT:山本大介
PHOTO:金子信敏/山本大介
●取材協力:スピリットレイ 鳥取県鳥取市六反田5-5 TEL:0857-54-5055