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ジムニーシエラが持つポテンシャルを存分に引き出す!
老舗メーカーが手掛けた本格クロカンスタイル
本格的な軽オフロード4駆として50年以上の歴史を誇るスズキジムニーだが、現行モデルで台風の目のような存在となっているのが小型車枠のJB74型ジムニーシエラ。未だ納車まで1年待ちと言われる人気ぶりは、従来モデルでの実績からは想像できなかったものだ。
そんなJB74シエラをさらに魅力的なマシンに仕上げるために、チェックしておきたいのが“JAOS(ジャオス)”。90年代のクロカン4WDブームの火付け役として知られる、日本を代表する4WD&SUV向けのアフターパーツメーカーだ。
ジャオスが生み出すパーツの特徴は、トップブランドに相応しい性能と質感の高さ。デモカーを見れば、ランドクルーザーやレクサスLXなどハイエンドモデルと同様のスタンスで、パフォーマンスを引き上げるパーツ開発が行われていることが分かる。
まず注目したいのは、現在開発中の新型サスペンション。好評販売中のVFRのプレミアムバージョンとなるもので、サブタンク付きのKYB製ダンパーは独自の周波数感応バルブ「ハーモフレック」搭載に加え、減衰力調整機構も装備しているのが特徴。約40mmアップ設定の車高と合わせ、オフロード走破性能をさらに高めている。
スポーツカウルと呼ばれる前後バンパーは、JB74に合わせてボリュームや立体感を見直した専用品。純正フォグランプの装着にも対応し、ネットタイプのフロントグリルと合わせてスポーティな面構えを演出する。別売りでスキッドプレートも用意している。
丸型4灯LEDテールが個性を主張するリヤスポーツカウルは、デパーチャーアングルを最大限に確保したダイナミックなデザイン。Eマーク取得の車検対応品で安心して装着できる。マッドガードはスポーツカウル用の他にノーマルバンパー用もラインナップする。
カーボン柄がスポーティなサイドシルガードは注目のアイテム。ドアハンドルプロテクターは隠れたヒット作となっている。
トレンドとなっているフラットタイプのルーフキャリアは試作品だ。
保安基準に適合させながら、小気味よいスポーツサウンドと軽快なエンジンの吹け上がりを味わえるスポーツマフラーは、スポーツカウル用とノーマルバンパー用を設定。テールデザインもドレスアップ効果抜群のチタンカラーの他にステンレスタイプが選べる。
自然吸気1.5L・DOHCのK15Bエンジンには、吸気効率を高めた純正形状のエアクリーナーを用意する。
力強さとスタイリッシュさを両立させたツインスポークデザインのエクセルJX3ホイールは、6.0J×16のシエラ専用サイズ。タイヤはトーヨーオープンカントリー(FR225/75-16)を組み合わせている。
老舗のノウハウが存分に注ぎ込まれたハイクオリティなパーツこそが、クロカンマシンとして高いポテンシャルを持つジムニーシエラには相応しい。素直にそう感じさせてくれるジャオスの製品ラインナップは、オーナーならチェックしない手はないだろう。
●取材協力:ジャオス TEL:0279-20-5511
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ジャオス
https://www.jaos.co.jp