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300馬力&30kgmもの高出力に対応!
サーキット派コペンオーナー必見のドグミッションが登場
ステージ問わず、走りを楽しむためのチューニングを提案し続けるコペン専門店の“も。ファク”が、ハイパワーを求めるコペン乗りに向けてノーマルケースに収まるドグミッションの販売をスタートした。
もちろん、軽自動車の小さなミッションケースの中でギヤの容量を高めることは容易ではない。この難題に対応してくれたのは、WTAC参戦車両もサポートするニュージーランドのギアメーカー「コンパクトモータースポーツ」。
コストを抑えるためにメインとカウンターシャフト、そして1速と2速は純正を使用し、3速、4速、5速のメイン&カウンターギアとドグハブなどを高強度化。日本では入手の難しい特殊な高強度素材を使いつつ、ギヤ厚のアップだけでなく表面硬度を高める加工も実施している。
低コストでパワー耐性を高めるため、本来は凸構造で一体化しているギアのカラーは別体成型としている。切削時間と素材の無駄を省いて生産コストを抑えたそうだ。
なお、“も。ファク”にはカットモデルも用意されているため、訪問すれば内部構造の確認も可能。ノーマルのミッションケースに収められるように設計されているが、若干ギア外径が変更になるため、5速カバー部と4速ケース側に逃げ加工が必要になる。
現状、300ps&30kgmまでの耐久テストはクリアしているというドグミッション。ハイパワー化が激化するKカーチューンの世界だけに、注目アイテムであることは間違いない。価格は為替レートによって変動するが、45万円前後で購入可能。対応はコペン(L880K、LA400K、GR LA400A)のみならず、JB系、KF系、EF系といったダイハツ5速MT車全般となる。
●取材協力:も。ファク 兵庫県川西市東畦野2-1-8 TEL:072-791-5559
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も。ファク
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