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モータースポーツで磨かれた開発力でZC33Sを磨き上げる
トータルコーディネイトも可能な超充実の製品ラインナップ
先代のカルタス時代から、スズキのコンパクトロケット=スイフトスポーツを誰よりも愛し、育ててきたモンスター田嶋こと田嶋伸博氏が率いる“モンスタースポーツ”。
現行型のZC33Sもデビューからすぐにパーツ開発に着手し、その魅力を押し上げる数多くのアイテムを開発、販売してきた。そんなオリジナルパーツがフル投入された、同社のデモカーを徹底チェックしていこう。
エンジンは、ハイフロータイプの三菱重工製MXK20タービンに、専用スポーツECUとレーシングプラグをセットにしたK200タービンキット(現在は廃盤)を投入。ブースト1.2キロの設定で200psを発揮している。
なお、フレッシュエアを効率よく供給できるPFX400インテークキット(12万9000円)は、エンジンルームのドレスアップ効果も抜群だ。
足回りは、ストリートでの快適性とスポーツ性能を両立した全長調整式のサスペンションキットでセットアップ。
徹底テストを敢行して、初期が強すぎる純正ブレーキの特性も大幅にリメイク。踏力に応じたリニアな効きと、負荷の大きいワインディングでの耐フェード性を高めるタイプS2パッド(1万6000円〜)とスリットローター(F4万3000円 R3万7000円)を開発。前後バランスを最適化して電子制御デバイスの介入も抑えられるシステムだ。
フロアには、ボディのたわみやよじれを抑えるボディブレースを導入。フロント(2万2000円)はサブフレームにボルトオン、センター(1万4500円)はプレス成型の純正品と交換するタイプだ。
室内にもオリジナルパーツが乱舞。まず、追加メーターをスッキリと収めることのできるZC33S専用のメーターフードは、センターコンソールに設置する3連ポッド(2万9000円)とピラー装着タイプ(1万8800円)を用意。どちらも視認性を追求した専用設計。装着メーターは60φに対応する。
ヒール&トゥの操作性を向上させる、スポーツドライビングペダルカバー(8800円)&スポーツフットレスト(1万800円)は人気製品。フットレストとクラッチペダルは角度や高さに拘り、素早く違和感のない踏み替えを可能にする。
そしてエクステリア。エアアウトレット付きのカーボンフード(14万8000円)は、負圧効果によるエンジンルーム冷却効果の他、ノーマル比3kgの軽量化も実現。雨水などの浸入をコントロールするインナーカバーも装備する。
フロントマスクをスポーティに引き締めるFRP製のスポーツグリル(上下セット/6万円)は、開口部な大幅な拡大効果によりラジエターやインタークーラーの冷却性能をアップ。セーフティパッケージ車にも対応する。
フロントリップとリヤアンダースポイラーは、大理石のような仕上がりが特徴のチョップドカーボンタイプで武装。なお、これらのパーツは試作品で残念ながら一般販売はされていない。
このように、一切の妥協なくパーツ開発に取り組んできたモンスタースポーツ。多くのスイフトユーザーから支持を集めるのもうなずける。もちろん、今後もZC33S用パーツの開発は続けていくというから楽しみだ。
●問い合わせ:モンスタースポーツ TEL:0538-66-0020
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