中・高校生がチームを組み、電気自動車を手作りで製作。「走る・曲がる・止まる」といったクルマの基本性能や環境に配慮したデザイン性に加えて、機能性やコスト競争力を競う
「エコ１チャレンジカップ」の目的は、ものづくりの楽しさや環境、エネルギー問題について学び、学生の創意工夫や知的挑戦を促し、その体験を通じて独創性に富む人材を育むこと。
コンテストでは、参加者の中・高校生がチームを組み、電気自動車を手作りで製作。
そして「走る・曲がる・止まる」といったクルマの基本性能や環境に配慮したデザイン性に加えて、機能性やコスト競争力を競う。
このコンテストは、武蔵工業大学（現：都市大）が1998年に「バッテリーカーコンテスト」として初めて開催された。
その後「都市大エコ１チャレンジカップ」へと名称を変更。
2019年からは、サステナビリティを事業の中核に据え、地域社会への貢献に力を入れる日産が、次代を担う子どもたちの可能性を広げることを目的として主催者に加わり、コンテストの名称も現在の「エコ１チャレンジカップ ～中・高校生による手作り電気自動車コンテスト～」へと変更した。
2021年からは自技会も主催者に加わり、3者の共同開催に。
なお、同コンテストの運営に使用する電力の一部は、日産が提供する電気自動車「日産リーフ」から供給される。
競技の様子や結果は、自技会公式ウェブサイトにて公開される予定だ。
🔳「エコ1チャレンジカップ2025」概要
●日程
2025年8月23日（土）
●会場
東急自動車学校（東京都多摩市唐木田3-6）にて開催
※表彰式・閉会式：対面での実施（会場での観戦可能）
●主催者
公益社団法人・自動車技術会関東支部
東京都市大学
日産自動車株式会社
●開催趣旨
1. ものづくりの楽しさと重要性の認識
2. 環境とエネルギー問題の認識と体験
3. 創造性に富む人材の育成
●参加資格
原則として中学生及び高校生のチーム。
未成年チームの場合は責任者として教員あるいは保護者の指導を要する。
●参加チーム
関東地区および長野、静岡、奈良から19チームが参加予定
※うち1チーム（日産自動車）は参考出走
