BMW 740d xDrive
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LEXUS LS500h “I package”

余裕を持ったボディサイズの7シリーズ

7代目「BMW 7シリーズ」は、2026年にBMW史上最大規模となるアップデートを実施し、内外装や搭載テクノロジーを刷新。円筒形バッテリーセルを採用した第6世代「BMW eDrive」を搭載するBEV仕様「i7」をはじめ、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなど豊富なパワートレインを展開する。

レクサスのフラッグシップセダン「LS」は、2017年に5代目となる現行モデルがデビュー。2020年にフェイスリフト、2022年には一部改良を実施し、ブランド最上級セダンに君臨し続けている。今回は3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボと48Vマイルドハイブリッドを搭載する「BMW 740d xDrive」と、トヨタ独自の高効率ストロングハイブリッドモデル「レクサス LS500h」を比較する。

7シリーズとLSは、いずれも単一ボディを展開。7シリーズはLSに対して全長が160mm、ホイールベースが100mm長く、全高は90mm上まわっており、ゆとりあるパッケージングが後席のレッグルームやヘッドクリアランスに反映されている。

LSは、6ライトウィンドウを採用した流麗なサイドビューと低いスタンスによって、セダンでありながらクーペのような伸びやかさをアピール。登場から時を経た現在でも、その洗練されたフォルムは色褪せない魅力を放つ。

BMW 740d xDrive

ボディサイズ=全長5395mm×全幅1950mm×全高1550mm
ホイールベース=3215mm
車両重量=2230kg
タイヤサイズ=255/45R20(前)、285/40R20(後)

レクサス LS500h “I package”

ボディサイズ=全長5235mm×全幅1900mm×全高1460mm
ホイールベース=3125mm
車両重量=2270kg
タイヤサイズ=245/50R19(前)、245/50R19(後)

高度なハイブリッドシステムを搭載するLS

「740d xDrive」は、最高出力313PSを発揮する3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボに、48Vマイルドハイブリッドの組み合わせ。「LS500h」は3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンとモーターによる「マルチステージハイブリッドシステム」を搭載。システム最高出力は359PSに達し、パワーと優れた燃費性能を両立する。0-100km/h加速はモーターの駆動力を活用したLS500hが、740d xDriveを0.3秒上まわった。

BMW 740d xDrive

エンジン形式=直列6気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
排気量=2993cc
最高出力=286PS/4000rpm
最大トルク=650Nm/1500〜2500rpm
トランスミッション=電子制御8速AT
駆動方式=AWD
最高速度=250km/h
0-100km/k加速=5.7秒

レクサス LS500h “I package”

エンジン形式=V型6気筒+ハイブリッドシステム
排気量=3456cc
最高出力=299PS/6600rpm
モーター出力=180PS
最大トルク=356Nm/5100rpm
最大モータートルク=300Nm
トランスミッション=電気式CVT
駆動方式=AWD
最高速度=250km/h
0-100km/k加速=5.4秒

BMW最新世代のデジタルコクピットを導入

7シリーズ改良新型は、最新モデルシリーズ「ノイエ・クラッセ」から導入された、最新コクピットを採用。17.9インチセンターディスプレイ、BMW初の14.9インチパッセンジャースクリーンに加えて、フロントガラス下端の左右Aピラー間に様々な情報を表示する「BMWパノラミック・ビジョン」を標準搭載する。

LSは、12.3インチTFT液晶式メーターに横型の12.3インチディスプレイをレイアウト。日本の伝統工芸をモチーフにした切子ガラスや西陣織風オーナメントなども用意され、ライバルにはない“和”の雰囲気が特徴と言えるだろう。

7シリーズは最新のデジタル技術や先進運転支援機能を満載し、大型セダンでありながらBMWらしい軽快で正確なハンドリングを実現。ロングホイールベースによる、リヤシートの居住性も大きなアピールポイントだ。対するLS500hはレクサス伝統の静粛性を重視し、日本製ならではの上質な“おもてなし”空間を提供。高度なハイブリッドシステムは、ストップ&ゴーの多い日本の市街地で真価を発揮する。

現行「740d xDrive」の価格は1666万円。昨今の物流費高騰や為替動向を踏まえると、改良新型が現行モデルを下まわるプライスタグを掲げるとは考えにくい。一方の「LS500h」は1305万円。2017年に登場したモデルだけに基本設計の古さが否めないものの、その点を許容できるのであれば、上質な乗り心地や高い静粛性を備えたフラッグシップセダンとして十分な魅力を備えている。

車両本体価格

BMW 740d xDrive 日本未導入
レクサス LS500h “I package” 1305万円

高級サルーン「レクサスLS」に乗るなら歴代どの世代がおすすめか考えた【迷える中古車ノマドへ:15】

「メルセデス・ベンツ Sクラス」などをベンチマークとして、トヨタの技術を集結させた初代レクサス「LS」。誕生以来、日本を代表する高級セダンとしての地位を確立している。現在の中古車市場では、2006年9月の4代目「XF40」型以降が実質的な選択肢となっているが、どのモデルがお買い得か見てみよう。