BMW X1 sDrive18i M Sport
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VOLVO XC40 Essential B3
コンパクトながらブランドを体現するSUV




2009年に初代モデルがデビューした「BMW X1」は、都市部でも扱いやすいボディサイズと高いアイポイント、BMWらしい走行性能から、世界的なヒットモデルとなった。2022年には3代目モデルが登場、BEV、ディーゼル、ガソリンなど豊富なパワートレインを展開する。
2017年に登場したボルボ初のコンパクトSUV「XC40」は、CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)をベースに、北欧らしいミニマルなデザインと世界トップクラスの安全性能を融合。今回は、日本市場で高い支持を集める両車のエントリーグレード、「X1 sDrive18i M Sport」と「XC40 エッセンシャル B3」を比較する。
BMWとボルボ、それぞれのブランドらしさを反映したエクステリアを持つ2台。ボディサイズは、X1が全長で60mm長く、ホイールベースはXC40が10mm上まわる。XC40は全幅が40mmワイドなこともあり、力強く安定感のあるスタンスが特徴となる。
BMW X1 sDrive18i M Sport
ボディサイズ=全長4500mm×全幅1835mm×全高1625mm
ホイールベース=2690mm
車両重量=1540kg
タイヤサイズ=225/55R18
ボルボ XC40 エッセンシャル B3
ボディサイズ=全長4440mm×全幅1875mm×全高1655mm
ホイールベース=2700mm
車両重量=1660kg
タイヤサイズ=235/60R17
発進時に効果を発揮するマイルドハイブリッド




「X1 sDrive18i」は、48Vマイルドハイブリッドを採用せず、最高出力156PSの1.5リッター直列3気筒ガソリンターボを搭載。「XC40 エッセンシャル B3」は、2.0リッター直列4気筒ガソリンターボに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、最高出力163PSを発揮する。
どちらも日本の市街地や高速道路を余裕を持って走ることができる動力性能が確保されているが、「XC40 エッセンシャル B3」は発進時や低速域でのモーターアシストによる滑らかな加速を備える。
BMW X1 sDrive18i M Sport
エンジン形式=直列3気筒ガソリンターボ
排気量=1498cc
最高出力=156PS/5000rpm
最大トルク=230Nm/1500〜4600rpm
トランスミッション=7速DCT
駆動方式=FWD
ボルボ XC40 エッセンシャル B3
エンジン形式=直列4気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッド
排気量=1968cc
最高出力=163PS/4750〜5250rpm
最大トルク=265Nm/1500〜4000rpm
トランスミッション=7速AT
駆動方式=FWD
上位モデルに匹敵する実力を備える2台




X1は、10.25インチメーターディスプレイと10.7インチインフォテインメントディスプレイを並べた「BMWカーブドディスプレイ」を配置する。対するXC40はボルボらしいシンプルなインテリアが広がり、メーターナセル内に12.3インチフルデジタルドライバーディスプレイ、水平基調のダッシュボードに9インチ縦型タッチスクリーンがレイアウトされる。
今回ピックアップした2台は、コンパクトSUVながら、後席やラゲッジスペースは日常使いからレジャーまで十分に対応できる実用性を備える。先進的なデジタルコクピットを採用したX1が最新のBMWらしさを打ち出す一方、XC40は豊富な収納スペースや高いアイポイントなど、毎日の使い勝手を重視した設計が魅力だ。さらに、X1より約60万円もリーズナブルな価格設定もアドバンテージとなるだろう。
ただ、XC40は2017年のデビューから約10年が経過し、2022年にフェイスリフトを受けたものの、基本設計の古さは否めない。X1も「ノイエ・クラッセ」のデザインを取り入れた一部改良が噂されている。それでも、両車ともに上級モデルと引けを取らない質感や装備を備えており、あえて500万円台で成熟した現行モデルを選ぶ価値は十分にある。
車両本体価格
BMW X1 sDrive18i M Sport 567万円
ボルボ XC40 エッセンシャル B3 509万円
