初日、2日目とコースの変更、短縮が相次いだ今年のAXCR。3日目もスタートポイントの変更があったものの、ほぼ予定通りのコースを各選手が走行することとなった。この日のルートは、ミスコースを誘発するジャングル地帯と、視界の開けた田園地帯を走るコースが設定された。路面コンディションを大きく左右する雨も降ることはなかったが、この日もミスコースやトラブルがあり、順位が大きく変動するラリーレイドならではの一日となった。

前日、日本人最上位となる11番手のタイムをたたき出した番場 彬/藤田めぐみ組(No.119 CUSCO Racing/三菱トライトン/T1D)は、リヤタイヤをヒットさせパンク。それが原因で足回りのトラブルが発生し、大きく後退。初日にトップタイムをマークした鎌田卓麻/柳川直之組(No.120 Team TEIN/トヨタ・ハイラックスGRスポーツ/T1D)は、前日に3回パンクを喫し順位を落としていたものの、この日は順調に走行。ミスコースはしているものの、大きな痛手とはならず、無事に2番手タイム(2時間9分58秒)で走り切った。

3日間合わせて総合トップに立った田口勝彦/保井隆宏組(No.106 Team MITSUBISHI RALLIART/三菱トライトン/T1D)。2番手の105号車とはわずか8秒差。

そして、3日目のSS3を最も速く走り切ったのは田口勝彦/保井隆宏組(No.106 Team MITSUBISHI RALLIART/三菱トライトン/T1D)の2時間7分54秒であった。

田口選手は「午前中はジャングルで迷ってしまったんですが、前を走るチームも同じように迷っていて、僕らのほうが少し早く抜けられた、その4~5分がこの結果につながったんだと思います。午後はハイスピードセクションで、路面に開いている穴もなくて、アクセルべた踏みなんですが、もうちょっとスピード出ないかなと思うくらい楽しく走れました。総合トップに立ちましたが、まだ3日目ですから期待はしていません。もちろん、この調子で走っていければと思います。そうしていけば結果も見えてくるでしょうしね」とコメントしてくれた。

大きなトラブルもなく順調にコマを進める青木拓磨/Ittipon Simaraks/Songwut Danphiphattrakoon組(No.112 GEOLANDAR FORTUNER takuma-gp/トヨタ・フォーチュナー/T2A-D)。レグ3を終え総合でも8番手につけている。
3日間での総合タイム6時間26分47秒と田口選手から3分弱離されている鎌田卓麻/柳川直之組(No.120 Team TEIN/トヨタ・ハイラックスGRスポーツ/T1D)は総合3位にアップ。

日本人3番手は青木拓磨/Ittipon Simaraks/Songwut Danphiphattrakoon組(No.112 GEOLANDAR FORTUNER takuma-gp/トヨタ・フォーチュナー/T2A-D)が2時間12分4秒のタイムで、総合5番手で3日目を終えている。

AXCR2026もここで折り返し。明日はナコーンサワンからカンペーンペットに向かう総移動距離331km(SSは181.04km)が設定されている。

ホテルに戻ってくると洗車をして整備が始まる。その作業は日没後も続き、チームによっては深夜におよぶことも。