ACURA NEXERA VISION

アキュラの次世代デザインを提示

アキュラが発表したコンセプトカー、「Acura NEXERA Vision(アキュラ ネクセラ ビジョン)」。
アキュラが発表したコンセプトカー、「Acura NEXERA Vision(アキュラ ネクセラ ビジョン)」。

「アキュラ ネクセラ ビジョン」は米国カリフォルニア州のアキュラデザインスタジオで開発されたコンセプトモデルだ。アキュラが基本理念として掲げるチャレンジングスピリットに基づいて、ブランドの次世代デザインの方向性を具体的な形として提示したという。

エクステリアで目を引くのは、ワイド&ローの力強いスタンスだ。フロントタイヤの中心からダッシュボードまでの距離を意味するダッシュ・トゥ・アクスルを長く取り、キャビンを後方に配置。パフォーマンスカーらしい伸びやかなプロポーションを生み出した。公開された写真からも、低く構えたフロントノーズと後方寄りのキャビンを組み合わせたシルエットが確認できる。

さらに、左右それぞれが2ヵ所のヒンジを介して開く特徴的なデュアルヒンジ式バタフライドアを採用し、アキュラのパフォーマンスDNAを視覚的に表現している。

消灯すると姿を消す「ファントムライティング」

ヘッドライトとテールライトは、Acuraの頭文字である「A」をモチーフにデザイン。
ヘッドライトとテールライトは、Acuraの頭文字である「A」をモチーフにデザイン。

ネクセラ ヴィジョンを特徴づけるもうひとつの要素が「ファントムライティング」だ。非点灯時にはランプがボディラインに溶け込み、点灯した時にだけ姿を現す仕組みが施されている。これによって、ボディ表面を途切れさせることなく、シームレスで彫刻的な面構成とすることを実現している。

極薄のヘッドライトとテールライトには、アキュラの頭文字である「A」をモチーフにしたライティングシグネチャーを採用。単なるコンセプトモデル上の演出にとどまらず、このライティングシグネチャーは今後の市販車にも展開される予定で、その最初のモデルとなるのが、数年以内の発売を予定するコンパクトSUVの次期型「RDX」だという。同ブランド初の2モーターハイブリッドパワーユニットを搭載し、ネクセラ ヴィジョンで示されたライティングシグネチャーを採用する計画だ。その後も、アキュラの次世代ラインナップには新たなデザイン要素が順次採用されていくという。

サステナブル素材で次世代のプレミアムを表現

ドライバーとの一体感と室内の広がり感を融合したというキャビン。
ドライバーとの一体感と室内の広がり感を融合したというキャビン。

インテリアでは、ドライバーとの一体感と室内の広がり感を融合。ブラック&ホワイトを基調とした空間に鮮やかなピンクを組み合わせ、強いコントラストを生み出している。

内装には次世代のプレミアムカーを意識した素材を採用。再生ポリエステルを使用したアルカンターラをはじめ、サーキュラーエコノミーに寄与する本革素材「CircuLeather(サーキュレザー)」、リサイクルアルミニウムなど、サステナブルなマテリアルを採用。素材面からも環境に配慮している。

モントレー・カーウィークで一般公開

アキュラ ネクセラ ビジョンは、米カリフォルニアで開催される自動車イベント、モントレー・カーウィークに登場する。現地時間8月14日のザ・クエイル、さらに8月16日のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで展示される予定だ。

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日本では発売されず、海外市場のみで販売されている魅力的なモデルを現地試乗取材で徹底レポート! 第4回目はホンダの高級車ブランドであるアキュラのフラッグシップSUV「MDX」を前後編に渡って紹介する。 REPORT:小林秀雄(KOBAYASHI Hideo) PHOTO:平野 陽(HIRANO Akio)