先進の解析技術と徹底した実走行による検証!
常に求め続けるスポーツホイール進化の糸口
“The Concept is Racing”を掲げ、モータースポーツで培った技術をストリートへフィードバックしてきたレイズ。そのフラッグシップブランドであるボルクレーシングは、先進の解析技術による設計だけで完成するわけではない。
市販モデルとなった後も、社内検証ドライバーによるロードテストを継続。限界域での性能はもちろん、街乗りで感じる微振動に至るまで細かくチェックしている。さらに、プロドライバーを起用したサーキットテストも定期的に実施。走行データとドライバーによる官能評価を照らし合わせながら、さらなる性能向上の糸口を探り続けている。

プロショップ向けのサーキット体感プログラム「RAYS DRIVING EXPERIENCE」の裏側で行なわれていたのも、そんな開発活動のひとつだ。
今回のテストカーにはFL5シビック タイプRを投入。連続周回に対応するため、フロントブレーキのみエンドレスMONO6へ変更し、「ボルクレーシング ZE40」と「CE28N plus SL」の比較検証を実施した。
狙いは、FRスポーツで長年蓄積してきた両モデルの特性が、FFハイパフォーマンスカーでも同じように現れるのかを確認することにある。

比較するZE40は18×9.5J+45、CE28N plus SLは18×9.5J+44。タイヤは双方とも265/35R18のプロクセスR888R Driftに統一した。
空気圧はもちろん、走行周回数まで厳密に揃え、可能な限りイコールコンディションを構築。さらに車内には各種計測機器を搭載し、アクセル開度やブレーキ踏力、舵角などを精密にロギングした。
インカー映像とも同期させることで、ドライバーが感じたフィーリングを客観的な走行データと照合できる環境を整えている。

ステアリングを握ったのは、D1GPに参戦中の田野選手。
その評価では、高いホイール剛性を持つZE40はターンインの応答性に優れ、早い段階からアクセルを踏み込んでいける特性が印象的だったという。
一方のCE28N plus SLは、ターンインで粘りを感じさせるコントローラブルな特性を発揮。名阪のようなコースではZE40が好印象だったものの、走行するステージやサスペンションのセットアップによって評価は変化するという。
単純に軽さや剛性といったスペックだけで優劣を決めるのではなく、実際の車両に装着して限界域まで走らせ、プロドライバーの感覚と詳細な走行データの双方からホイールのキャラクターを分析する。
さらに、ジムカーナ王者やグランツーリスモ全国大会出場者を含む6名の社内検証ドライバーによるロードテストまで重ね、市販後も進化の可能性を探り続けている。
解析技術、モータースポーツ、そして徹底した実走検証。そのすべてを積み重ねる開発姿勢こそ、ボルクレーシングがスポーツホイールの最前線に立ち続ける理由なのだ。
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